annual report

hobby, city walk, life

happy new year

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今年は総括すると、楽しくやってきたけどびっくりするぐらい時間を浪費した1年でもあり、反省のある1年でした。何があったかは別に明言しませんが何かと理由をつけてはやらない言い訳ばかりして停滞してました。趣味の散歩もろくにしなかった一年でした。とはいえかなり楽しくやってたんだけど自発的な何かはなかったかなと。人付き合いは鬼良かったと思います。まぁ今年も楽しんだものいくつか上げる感じでいきたいと思います。うるせーのかうるさくないものって感じになりました。10年代総括とかは出来ないのでいつもどおり今年1年で。みんなどうやって思い出してんだろ。漫画・映画はろくに観ませんでした。ワンスアポンはとても好きでした。netflix契約したけどろくに観ませんでした。どうかしてる。

 

・音楽

Blackest Ever Black / A short illness from which he never recovered

Blackest Ever Black Recordsのラストリリースコンピレーション。テクノとかしょうもないノイズとかとりとめのないナンセンス系の音楽をパカパカ出してたレーベルのクロージングアルバム。散々やかましいものばかりリリースしてたのにラストがこんなにもおだやかで牧歌的なものを出されるととてもグッと来てしまう。regis周辺の音楽を収集する上でもお世話になったし、secret boyfriend / memory care unit等、例年何枚かベストに上げたりもしてました。"もしあなたの内にあるものを生み出さないなら、その生み出さないないものはあなたを滅ぼすだろう" とのことです。お疲れ様でした。

 

てくらがり / 淡色グラフィティ

元jenny on the planetのさちこのソロアルバム。jenny on the planetも、同メンバーによるコハクも大好きなのでもちろん文句なしという。年々、フォーキーなポップソングが沁みるようになってきました。歳とる毎に、なんというか大2病好みというか変に神格化されているようなものについても付加価値なく物相応の判断の元で聴けるようになってきたけどギューンカセットだけは本当にいつまでも大好きで。ここら辺周辺の関西のジジイ・ババア達死んだら自分どうなっちゃうんだろうなぁとふと思ったり。とか言っても別に何も変わりませんが、そこから第二のリスニング人生始まるんだろうなと思ったりしてます。

 

kamui / Cramfree.90 他全部

 今年一番聴いたのは間違いなくkamuiでした。GWで台湾行ってた時とかひたすらEazyyyとかCaterpillar聴いてたと思う。詩がどれも胸を刺す。俺は特別。そうでありたいね。

 

20Guilders / SPLIT with FRAUDBAND

ジジイバンドの最たるもの。俺はジジイに生かされている。

 

Carpainter / Declare Victory

 大本命。今年一番アガったEP。ノリノリでアゲアゲ、踊れ皆の衆。次に出たLPも良かったけどこっちの方が身が詰まってて終始最高。

 

黒岩あすかと夜 / 黎明

 ベアーズの奴隷シリーズ。ソロの2ndと同時リリースされたバンド編成でのアルバム。ソロの方は1stの時と感想は変わらず、なんか決め手に欠ける感じがあったんだけどバンドの方はかなりグッときました。女がベラベラ語って音がギューーーンなってりゃ良いのかもしれない。slap happy humphrey感があって懐かしくなりました。久々に森田童子聴こうかな。

 

Pouya & City Morgue / Bulletproof Shower Cap

 別に今年に始まったことではないのですがhip hopはtrap metalみたいなやかましいものばかり聴いてます。とにかくダークでとにかくラウドがとにかく最高みたいな。ギターサウンド全面に出されるやつはあんまりですが。今でもMystic Stylezやspaceghostpurrpの幻影を追っかけてます。そんな訳でジャケットもイケてるこいつをベット。ここら辺の音楽漁るのはgore grind漁ってた学生時代の感覚に近くて楽しいです。最近見っけたんだけど今じゃサブスクにlast days of humanityやdisgorge(mex)とかもあったりするんですよね。10年前くらいに1枚5000円くらいのプチプレミア価格で買い揃えてたから良い時代になったよなーとひしひしと。

 

V.A. / bblisss

睡眠を妨害しない良コンピ。そしてマジメに聴いてもそんな悪くもない感じ。寝たけりゃ何も聴かなきゃいいじゃんって話なんですけどとりあえず何か聴きたいじゃんみたいなシチュエーションあるじゃないですか。朝の電車とか。そういう時聴くと調子良いです。

 

良いお年を~~

皆月

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今月もなかなかに書くことがなくて苦戦している。ぼーっとしてる訳でもないのだけどいかんせんライフ過ぎてあえて書くような内容がなかなかない。5月末に最終巻が出たことで、闇金ウシジマくんが完全に完結した件についていろいろ書こうと下書きをしたためてたんだけどすぐ脱線して自分語りになってしまったから廃棄した。ウシジマくんを語ろうとするとすぐ学生時代の今頃を思い出してしまう。大したことは全然してなかったけどほどほどにフラフラしてた時期があってその時に読んでたので。ウシジマくんの想い出は図書館とレンタルビデオ屋とすき屋です。本当にチャンスがあれば何度も言ってることなのだけれど、16、17巻に収録されている、「楽園くん」編はウシジマくんの枠を越えて僕の好きな短編漫画のひとつなのでこのブログを読んでいる奇特な方はどうぞぜひぜひ。シリーズ知らなくても全然問題なく読めるので。

      裏原を舞台にセンターTとキミノリの友情を描いた傑作短編。アホほど語りて~

漫画はあとは今更だけどサルまん上下巻読んで笑ったりしてました。メタものを楽しむのってコレに限らず毎回もやもやするんだけどやっぱおもろい。小説はこれといって。サボり中。

映画はトップガン観ました。トムクルーズの戦闘機パイロット物。若い頃のトムクルーズマジでかっけー!!!今も変わらず若作りだけど全然違う。イケイケでした。あとはゴジラ観ました。かっけーーーーーー!!!!!!!ギャレゴジの時もそうだったけど、熱線を敵の口(今回はもげた首側から口へだけど)にダイレクトに放射して滅殺するのがたまらなく好きで好きで。べつに歯抜けにしか観てないニワカだけど、日本にはゴジラがいるぜ!!!と叫びたくなってしまった。キングギドラがめちゃかっこよくなってたんだけどそれを越えてゴジラ!ぶちかましてくれ!とひたすら祈りながら観る2時間であった。モスラは最高に美しかった。いいぜ。シンゴジラも好きだけど災害的なアレよりヒーロー物の方が好きなのでレジェンダリーのゴジラの方がどちらかといえば好みです。

音楽だと、melvinsのライブが延期になっちゃってショゲたりとかしてました。前日キャンセルだもんなー。15年のhcwに行かなかったから11年の震災でExtreme the Dojo中止によって観れなかったことのリベンジ!と息巻いてたんだけど。まぁまだ未定だけど振り替え公演調整中とのことなので気長に待ちます。これ観れたらあとはUnearthly Tranceを観れたら11年で止まったままの僕の人生が動き始めます。(High on FireはSleepでMatt Pike観れたからまぁ良し。みたいな)Unearthly Tranceはあの後すぐに解散しちゃってベリーショックだったんだけど再結成したからまだチャンスあるよね~ラッキーボーイだね~。そんでもって今月はゑでぃまぁこんの単独ライブを観ました。相変わらずリラクシンで良し。椅子に座って観るライブは最高。

盆は函館に行くことにしました。うにとイカ食いまくる所存です。それでは。

台北

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台北に行ってきて昨日帰ってきました。28日に発って1日帰宅の3泊4日。GW3~5は埋まっちゃったからじゃあ前半どっか行くかって感じでスカイスキャナー眺めてたんだけどどこも高いのね。正直今回台北も7万くらい払ったけどほんとアホらしかったな。でも国内でも5万前後がざらだったしそれならな~って感じで。話戻るけど今回初めてスカイスキャナー使ったけどコロコロ値段変わるんですねー。ハイシーズンだからなんだろうけど。これで行くかと思ったプランが速攻なくなってたりとか。あとは午前はバカ高かったのに午後みたらなんか全然安くなってたりとかこれまたコロコロ。なんかアホくさくて誤差1万くらいならどうでもいいやって感じで適当なプラン(というか代理店通すのもアホくさいから航空会社のHPから直)で買いました。そしたらエヴァ・エアで。なんか一応lccじゃないらしい。そして航空券がwalletに対応してたから使った。いやiosのwalletほんと便利ですよね。前回jal使ったとき初めて航空券で使ってみたんですけどスッサッハッ!て感じで。

さて、なぜ台北かっていうと安くて行きやすかった意外にない!ズバリ!正直どうせならタイに行きたかったけど身近にタイに9泊10日しやがる奴がいてなんか被るのがいやだったから。なんかロシアもそこそこ安かったんだけどでも移動で+1日はヤよねー。ってなるとなんか台北しかなかった。消去法過ぎる。んでもって行ってみた感想としては雰囲気良いけど(観光スポットは別)メシは合わなかった。って感じ。そもそも論になるが僕は本場寄りの中華料理があまり好きじゃないっていう根本的なハンディを背負っているってのがある。とろとろとかテラテラみたいなのそんな好きじゃないんだよなー。ルーローハンは食べても美味しかったです。雰囲気は沖縄な感じあって良かったかなー(気候によるものか)

28日は昼に出発して15時頃に現地到着。早速地下鉄を使おうとしたがどこ行けばいいのかさっぱりラスプーチンだったのでとりあえずタクシー。初乗り70元(250円くらい?)で安い。はず。だけどなんか止まってても動いててもせわしなくカウンター回るからあんま気持ち的にはそうでもなかったな。でホテルにチェックインしたらとりあえずまだ16時半くらいだったから軽く外へ繰り出す。とりあえず近かったから国立中正紀念堂へ。蒋介石を奉った記念館です。蒋介石、僕でも知ってる。めちゃでかい公園って感じでした。厳かというよりライフに寄り添う感じでホームレスとかゴザ敷いて乾物売ってるばあちゃんとかいっぱいいて良い感じでした。その後はクーリンチェへ。何がある分けでもないですけどクーリンチェ少年殺人事件が大好きなんでうろちょろしたいなと。舞台となった中学校の正門で写真をぱしゃり。正直あまり記憶にないけどそれっぽい感じでした。主人公の小四はここに通っていたのかとしみじみ。。

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       蒋介石リスペクト               クーリンチェ~

その後は定番所として士林夜市へ。縁日感強い国際通りって感じ。(めちゃくちゃ)一通り回ったのですが正直常にビール飲んでて腹膨れてて食欲もクソもなかったので焼きエリンギのブツ切り240gの屋台に並んでエリンギだけ食べました。いやーエリンギやっぱ美味しいですね。240gはちょっと多かったけど。あ、ウソ。その後マンゴーのカキ氷も食べました。めっちゃスッキリ回復した。その後はプラプラっと横道に入ったりとかしてお散歩。ここからがたまらない感じだったんですけど、けたたましい喧騒の夜市なのに小道に入ると一気に静寂が広がって。街灯も全然ないから真っ暗で。なんだか雰囲気良くてのんびりしちゃいました。台北の良いとこはなんかあんま治安悪く無さそうというか(思い込み?)全然余裕で夜外出れて良かったです。まぁ囲まれて中国語で恫喝されたらこんな能天気なこと言えなくなりますが。完全に気候による錯覚なんだろうな。日中30度越えで夜でも25度くらいあったし。そんな感じで1日目は終了。おやすみ。そういえばビールはセブンとファミマで常時買ってました。反則な感じするけどコンビニ以外で購入するすべなさそうだったんだもんなー。ビール以外は買ってませんよ。最低限の自分ルールは守る。ビールですが、台湾、中華系はザックワイルドに飲ませたらションベン扱いされそうなのばっかだったので、一通り制覇したあとは普通にスーパードライとか飲んでました。てかセブンだとエルディンガーもあったりして結構良かったです。以上。

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        夜市。混んでる。          道一本外れるともう静か。最高。

朝起きて次の日は廃墟めぐり。早くも観光地に行かない。なんか哀しいけどそんな惹かれる場所がなくて。。廃墟は廃墟でしょうもなかったけど。朝ダラダラして10時くらいにホテルを出たらそのまま港町の基隆へ。基隆へは地下鉄じゃなくてなんか別の鉄道を使って行きました。地下鉄はちょっと発展してて、IC内蔵チップを改札にタッチして入場して最後は改札に投入して退場って感じなんだけど違うやつは普通に切符でした。しかも出るときは回収箱に入れるだけのオールディスタイル。切符ですが、券売機がイカれてて、いきなり41元飲まれる。ずっと静かな音でプープー鳴ってどうにもならんかったから駅員(英語不可)にヘルプを求めたら、券売機横のインターホンを押した後どっかへ行ってしまう。嫌な予感がしたんだけど案の定インターホン先のおっさんも英語喋れなくてもうどうにもならん。41元なんて放置してここから逃げ出そうとしたところにインターホン先のおっさんが業を煮やしてやってきて手渡しで41元返してくれて万事解決。別の券売機で切符を買い基隆へ。台北で一番焦った瞬間であった。てかヘタしたら現地人ですらまともに切符買えてない人いたっぽくてどうなってるんだって感じだった。(お札対応不可だから券売機横の両替機で硬貨にする必要があるんだけど両替機もイカれてたから変えられなくて買えね〜みたいなことブツブツ言ってる人いた。)スイカみたいなICカードもあったんだけどなんか分からんくて僕は買わなかった。というより買う気満々だったんだけどどこで買えるのかなんかよく分からなかった。結局のとこ、主要都市のセブンとかで普通に買えたらしいが後の祭り。基隆についたらまず最初の目的の造船場跡までバス。前払い15元らしくなんとかまともに乗れた。目的地についたら思ったよりも小規模だったけど確かに造船所跡がある。なかなか良い感じである。ただ僕レベルで知ってる場所なのですでにベスト・インスティー・スポットとしての地位を確立していたらしく白ワンピースを着たインスタギャルが退廃的な世界に唯一佇む私、みたいな写真をバシャバシャ彼氏に撮らせてたりファミリーが荒らしてたりドローンがガンガン飛んでたりで動物園みたいだった。

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    基隆。ハリウッド感出してくる。       「阿根納造船廠」ってところね。

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一通り海をボーっと眺めたら今度はタクシーに乗って黄金瀑布及び十三層遺跡へ。黄金瀑布は黄色い滝で、十三層遺跡は鉱山施設跡です。どっちもめっちゃメジャーなやつ。うじゃうじゃ人いた。滝はいいとして、十三層遺跡は遠めに見てもなかなかいけぽよでかっちぶーだったんだけど土壌汚染されてるだとかなんとかで近づけなくてひたすら遠めから愛でる。

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         黄色い滝                  要塞感

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                  イケてるタンク

こんなことやってたらそこそこ良い時間になったので九份っていう赤提灯いっぱいのエキゾチカな市場へ。ここも定番中の定番です。哀しい。黄金瀑布でタクシー拾おうとしたがなんか全部抑えられちゃっててどうしようと思ったらがめついじじいドライバーが先に抑えてた別客と相乗りを勧めてきてそのまま相乗りで向かった。相乗り客は先にどっかで降りてそっから九份へ向かったのだけど当たり前だがメーターはめちゃめちゃで、というか最初から回されてなくて。じじいが300元でいいや~とか言い出す。距離的にいいとこ半額だろって感じだったけど可愛い程度のボリだったので了承してあげたら「日本人、ナンバーワン。最高。」とか急にヘラヘラし始めてうっとおしかった。帰りも使ってくれたら安くするとか交渉してきたけど適当に聞き流した。九份は雰囲気良いけど買うもんはないなーって感じで一通り回ったら早々に退散。夕飯ここで済まそうと思ったけどこれまたそんなに食べたいものもなく。(なんで台北来たんだ)帰りはバス使おうと思ったんだけどこのタイミングで携帯いじり過ぎてwifiがキャパオーバしてしまい検索不可に。どれでもいいけど乗ってしまえばどこかしらの主要都市に着けるんだけど運賃が分からん。看板にも書いてない。こういうのがイヤだったからICカード欲しかったんだよなぁ。多分大丈夫だろうと造船場の時と同じ15元払って入場。どうやら基隆に向かっているようだったから安心してだらだら乗ってたら謎のおばちゃんにここで降りなきゃダメよ日本人!って叫び始めてなんか駅の1.5km手前くらいの場所で強制的に降ろされそうになる。イヤイヤと思ったが運転手もここだよ~みたいなアクション取ってくるからもうダメだと悟り降りることに。しかもなんか長距離だからか知らないけど降りる時にも運賃要求されていくらか分からんかったからとりあえずまた15元入れといた。シェーシェー言われたし合ってたのだろう。適当なとこでルーローハン食べてすぐ寝ました。

さて3日目。本当にやることがない。台中の方に遊園地跡があるらしくめちゃ興味あったんだけど普通に警備員いるみたいな情報もあったから行く感じにもならず、今日はお土産の日ということにする。午前中にバラ撒き用のパイナップルケーキをスーパーで買って、お茶屋で茶葉を買う。計30分で終了。さて本当にすることがないから地下鉄に乗り台北市立美術館に向かう。そこそこ大きかったからまぁまぁ時間潰せた。でも現代美術館で前衛的なのばっかだったからもうちょいイージーなのが良かったなーと。暗室に鳴り響くレコード針のチリチリ音とか真中部分を踏みつけられた大量の蛍光灯とかが展示されていた。落ち着ける場所でボーっとしてました。小1くらいの子達が団体で社会科見学みたいな感じで来てたんだけどあのくらいの歳の子達は割れた蛍光灯見て楽しいのだろうか。美術館を見て、外でぼんやりしててもまだ時間が果てしなく余ったからついには宿の近くでマッサージを受けることに。全身90分+足45分コース。めちゃ痛かった。足は本当に終始もう帰ります状態だった。ふくらはぎとかイジメ倒されて酷いことになってしまった。担当のお兄さんが可愛い人で。所々で「お客さんちょっといい?」って聞いてきて、「ハイ」って返すと「○○結構硬いネ。」とだけ返してきて、対策とか別に教えてくれないの。ウィークポイントだけ教えてくれた。対策はこれから調べます。夕飯はまたルーローハン。あと別の店で水餃子とスープ食べた。水餃子まぁまぁおいしかったけど10個も出てきて結構苦しかった。満腹なので寝る。

さて最終日。ここまで来てすることはないので12時までホテルでダラダラして空港へ直行。アバヨ。3泊4日の台北旅行でした。台北だけだと3日はさすがに長かった。次はどこ行こうかね。なんか序盤に料理が合わね~みたいなこと書いたけど一人で旅行したら今回みたいにビールばっか飲んで腹膨らまして店にも行かずに終わるんだろうなと考えるとほんと観たいもの重視だけで考えて良いのだろうって感じする。そしてまず次があるのだろうか。

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キョンキー

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さて、まずは写真。ズバリいきなりだけどこれめちょ良くないですか。インスティーグラムにも上げちゃったからアレなんですけどカッコよすぎるので再掲。なんかスーファミの横スクロールアクションゲーでザコ敵をぽこぽこ量産する拠点みたいな感じで好き。北関東某所です。

さて近況。今日は劇場版シティーハンター観てきました。痺れる...!王道であれば王道であるほど僕は震えるんです。この世で一番カッコいい存在は絶体絶命の危機を打破してくれるヒーロー。ヒーローが僕には必要なんです。現代の新宿の街並みを駆け抜ける冴羽獠らを観たらキャラが生きてい過ぎることにうるっときてしまいまして。EDの最後の方の実写+キャラの合成映像も鉄板演出だけどこういうのにほんと弱いんですよ僕。めまぐるしく変わる新宿の街並みも良くて。古い作品のリバイバルってそんなアがらないんですけど今作は良い塩梅でした。観終わった後は「GET WILD 30th Anniversary Collection」でひたすらゲワイしました。

 あとは先週の3連休なんかは矢沢あいの「天使なんかじゃない」「ご近所物語」とドラマ「ケイゾク」なんかを堪能しました。自分にしては結構アクティブ。

 矢沢あいについてはちょっと前にさくらももこの著作つまみ食いしてたことがあって、「ひとりずもう」って作品内で個人名が出てて気になったってのが主だった理由で読んでみました。てかさくらももこですけど良いですね。当たり前ですけど。「ひとりずもう」はちょっと美化し過ぎてて鼻につくこともありましたけど。「もものかんづめ」なんかはフランクかつ素朴に面白かったです。で、肝心の矢沢あいですけどいや~良いですね!「天使なんかじゃない」めちゃくちゃ良かったです。完全版で読んだんですけど、翠の切なげな笑顔の表紙で帯に「恋をしたら 情けなくて みっともないこと いっぱいあるよ。」なんてコピー書いてあってもうかっ飛びましたよ。麻宮裕子が、麻宮裕子が最高なんですよ。ババくせぇ小動物系三つ編みお嬢様キャラ最高~。原田志乃との関係は本当にどちらの立場で考えても胸に来ます。「あたしは冴島翠みたいになりたい」。天ないは麻宮裕子の成長物語でした。進級に伴って登場する2代目生徒会クン達も結構良いキャラしてて総じて良かったです。最後に。バンプの藤原がくそスカした巻末コメント寄稿しててなんだこいつって感じだったけど内容自体は概ね同意って感じだったからなんかちくしょうこのやろうって感じでした。

天使なんかじゃない 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

天使なんかじゃない 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

 

 「ご近所物語」はハイテンション系って感じでこちらも面白かったです。時代なんですかね。安野モヨコの「ハッピーマニア」も同時期連載だし。不勉強なのでそういう空気感があったのかはちょっと分かりませんが。面白かったんだけど主人公のツトムにはなんか突き抜けるほどの魅力を感じられなかったのはなんか消化不良でしたでしょうか。クリエイティブが主題の本作の中のモラトリアム君枠なのかもしれないけど人脈とコネでどうにかなっちゃってるのが引っかかって。上手くやれちゃってる系キャラは基本好きなんですけどシャバいやつがそれやってるとお前じゃないぞっていう。(伝われ)作中後半でもメタネタされてたけど勇介クンの方が全然主人公然しててカッコよかったですね。彼の描く絵画は漫画絵でも確かにきれいでした。でも一番は星次クンかなー。ああいうリードキャラはカッコいいですよね。当時学内イチの天才デザイナーの卵だった人間が別の夢を見つけて努力する。っていう設定もね。実果子が進路で悩んでるときに「裁縫好きのお母さんで終わるのも良いかもね。」なんてズバっと切りつけてくるところとかもカッコよかったです。どんなに厳しくても結局最後まで面倒みてくれちゃうんだもんね。女キャラだと一番バディ子が好きでした。多分。一番最悪だったけど、一番人間味あって、一番葛藤してたなと。お近づきにはなりたくないけど。。笑 うーん、その他女キャラちょっとパンチが足らなかったんじゃないかねぇ。次は満を持してNANAを読みたいと思います。まぁ後はなんか脱落しない程度に別作者でもっと毛並み違うやつ読みたいですね。なんか矢沢あいは自分のフィーリングにはまっちゃって未知の体験感全然なくて。いいけどあまりよくないね。

さて「ケイゾク」。きっかけは、基本的には当時(今も)全然ドラマとか追っかける習慣がなくて観てなくて。ちょこちょこ観ていきたいな~って思ってたのでその第1弾という感じかな。俺当時何話題にして過ごしてたんだろう、って今になって本当に思う。今ですら酷い有様なのに。さて、いやーまずはOPの良さ。クロニック・ラブが最高ですよね!映像も相まって良かったです。最終話ではEDで流れて登場人物らのスナップ映像がパパパっと流れてくんですけどあれもニクいですよねー。推理パートはまぁ普通って感じだったけどコミカル感が楽しくて良いです。一番良かったのは霊能力者の回だったかなー。インチキかとおもいきや実力は少なくとも持ち合わせていて、最後去り際に主人公に不穏な助言をして終わるという。ラスボスである「朝倉」が特定一個人という感じではなく、なんだか純粋悪の概念そのものみたいな感じなのもダークで良かったです。ただラストはアレで良かったの?というか。特別編と劇場版が製作されること前提な感じ満々で適当にバツっと終わっちゃってなんかなーと。あと柴田と真山はなんか個人的にチュウする感じじゃなかったなーなんて。まぁこれから特別編観ます。疲れたー。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜2019

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携帯落としてきました。色々頑張った結果、明らかに民家って感じの位置でGPS発信が途絶えたことが確認されて、落ち込んでたけど逆にテンション上がりました。結構チョンボすることが多いんですけど、なんだかんだで見つかることが多いので舐めてましたが見つからん時は見つからん。SEで十分だったんだけど色々と思うところもあったからXSに機種変しました。変えて良かったと思ったところはtumblrがサクサクできるようになったところとyoutubeで観るジャルジャルの動画がめっちゃキレイになったことくらいです。まぁあとはアプリの切り替えがすげースイスイできるのになったのがイイかなって感じくらいです。(今まではホームボタンをダブルクリックして開いて切り替えてたあの作業が、下から右斜め上にスイってやると何に切り替わるか分からんけどアプリが切り替えられるようになったからなんか早くてヤベーって言いたいんです)画面の明るさ調整とかするあの画面を引っ張り出すのには右上を下にスワイプするようになったのは片手作業派としてはちょっとシンドイけど。正直iphoneじゃなくてこの金でipad proの新型買いたかったです。ひゃ~。今年はドイツに行って一人プラプラしたのが自分的には結構経験値になったかなと思ってます。そこそこの治安の場所なら全然イケるんだなって感じしました。海外旅行なんて大したことなくてしょぼいって思われるかもしれないけど、僕はまだまだなので。あとはダム結構見にいけたし、まぁまぁって感じでした。 「好き~」言っといてなんだけど、団地はふとした時に、ただの家やん。ってなる時がたまにあって今がそんな感じなので、今はダムって感じですね。勢いがある。例によって今年の好きだった音楽いくつか挙げます。

 

音楽

kunugi/時計はまだ(tokeiwa mada)

優勝アルバム〜。円盤で売ってたの適当に買っただけなんだけどツボってしまった。最近は本当にダルくてしょうがなかったんだけど、そんな時はこれ聴いてまったりしてた。

 

Inoyamaland/Collecting Net

なんだか分からんが悪くなかった。(果たしてベストなのか?)全然未聴だったから再発を機に手を出したらそこそこ。まぁダンジンダン・ポジドンの方が聴きやすかったんだけど、こっちの方が飽きにくいかなと。

 

Ustad Zia Mohiuddin Dagar/Raga Yaman 他

ここまでくるとお前どんだけダルいんだよって感じだけど本当にダルいんですわ。日曜日で天気がいい日に昼寝する時聴いてました。


Ustad Zia Mohiuddin Dagar - Raga Yaman [Audio] (1 of 1)

 

HIT/Be!!

なんで去年上げなかったんだろ。今年出した「オコダワリ」が良かったからふと思い出して改めて。去年から3月にかけてスノボする時にひたすら聴いてたからなんだか思い出の曲。golbyのビートは雪山によく合う。この後に出したアルバムは正直好みじゃありませんでした。スノボの腕は大したことはありません。

 

L'Andre/Arriba de Georgia

「Straight Outta Atsugi」この一言に尽きる。koyanのアルバムで初めてL'Andreを知ったとき、もっと聴きたいな〜とぼんやり考えてたんだけど。忘れた頃に厚木が総出で殴り込みにかかってきた。


L’Andre – estra / Esta Caliente (Official Music Video)

 

ydizzy/Abloom, Trock Star Season 1

やっぱydizzyだなー!マジでハズさん。trock starなんてまんまヤボなタイトル付けて、「俺は生きる尾崎豊」とか言い出した時はどうしようかと思ったけど、本当に年間通して痛快でした。やっぱ何事もユーモアですよ。去年に続き2年連続ピックアップなんて芸がないけど、Abloomなんてほんと暖かい時期はずっと聴いてたし、ほんと好きなんですよ。

 

いかんせん花おこし, 長濱礼香

昨年から始まり、とにかくハマったバンド。追っかけたものとしては今年一番だったかな。長濱礼香が今年出したコンパスは本当に沁みる一曲。ダルい曲だけ聴いていたい。


いかんせん津山篤(いかんせん花おこし) 「犬逃げてるよ」/ 2018.10.14 / at 難波ベアーズ

 

UG KAWANAMI/斜陽

ラガミックス。というにはニューウェーブ感もありなんだか楽しい。ラフで冷めたミックスが心地良くて○ cd-rだからサンプルみつからね~。めっちゃ良いから聴いてみてもらいたい。

 

その他

 他は書くことなさ過ぎるので2点ほど漫画を上げる感じで。一つは過去にもブログで話題に上げたんだけど笹木一二三先生。本当にステキな漫画描く人だと思います。なんで改めて話題にするかっていうと断筆宣言したから。ほんとしんどかった。ダラダラtwitter見てたらさらっと。何事も終わりは本当に簡単に、すぐやってくるから気が抜けないです。今掲載されてる3話構成の短編で最後とのことなので1話1話噛締めてきます。 

タイムマシンがあってものらない 2 (2) (ちゃおコミックス)

タイムマシンがあってものらない 2 (2) (ちゃおコミックス)

 

もう一つは背川昇先生のキャッチャーインザライム。即売会で追っかけてた好きな作家の初商業作ってことでとても楽しみにしていた作品。正直1巻とか全然ピンとこなかったし、ラップって題材もほんとどうでもよかったどころか般若とR-指定に憎しみすら抱いていたけど2巻でめっちゃ化けたから良かった。2巻はラップ~が全面に出るというよりは、登場人物の内面に迫ったストーリー展開を「ラップ」ではなくて、その元である「言葉」や「感情」で回しててステキだった。絶賛ブームなラップが題材ではあるけど、それだけで済ませないところにやはり光るモノがあるなと嬉しく。日本語ラップ好きのミーハーっぽい女編集のプロデュースで半ば押し付けでラップ漫画描かせられてたことが明かされたインタビュー記事は読んでいて切なかったが正直爆笑した。

キャッチャー・イン・ザ・ライム 2 (2) (ビッグコミックス)

キャッチャー・イン・ザ・ライム 2 (2) (ビッグコミックス)

 

 

僕は楽しんでます。良いお年を。

特に何もなし

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6月まではブログの調子良かったのに一気に間が空いてしまった。特に内緒なことしてる訳でもないのだけど自分の人生に検閲事項が多すぎて書けることが無さ過ぎる。

最近は泉鏡花を読み始めました。ある作品に手を出そうとしたら「泉鏡花に影響を受けたライターの作品~」て触れ込みがあったのでじゃあ原典読まなあかんじゃんみたいな感じで手出して〜当の目的は保留みたいな。結局先に進まないやつです。僕はこういうことをよくやります。泉鏡花、率直に読みづらくて苦戦してます。

書くことないからヤボな話しますけどデルタルーンやりました。リリースの一週間後くらいに。語る気もなかったけど下書きに「〜やりました。」なんてためらい下書きあったからそのまま。なかなか面白くて流石だなーと感服なのですが、一番印象的だったのは作者のtoby foxの製作後のブログコメントで。生々しく2作目の難産の苦悩が綴られてて、天才tobyも人の子だなーとなんだか安心しました。undertaleのオフィシャルアカウントが散々煽って発表してるなか、作者はどこか冷めてるみたいな感じが良かったです。bgmはルードバスターばっか聴いてます。ゲームでもこの曲へなだれ込む展開は本当に気持ち良かった。

そんでさらに近況といえば11月末に1週間ほどドイツに行ってきました。ドイツの西の方、デュッセルドルフです。気まぐれで行ってきたのですがこれまた面白かった。あまり日本とライフスタイルに違いがなかったというか(まぁこれはマイナス要素ですが)そんなに違和感もなくスッと。日本化しまくりなのは知ってたけどそれ以外のドイツ~みたいな部分ですらもなんかそんな違和感なかったというか。気づけば路上で寝ながらビール飲んでました。いうほど安くもないけど確かに水よりは安かったです。いや、ドイツ良い国だなーって素直に思いました。正直住みたい欲がちょっと湧いた。改めて、これはマイナスなんですけど正直日本と大して違いがないくらいのんびりしてる。東の方は知らんけど。鉄道は券売機があるのですが、改札がないからなんかみんな買ってるそぶりが無くて無賃乗車万歳って感じでなかなか良かったです。僕は一応買いました。券がかっちぶーだから帰国した今でも普段使いのサコッシュのクリアポーチ部分に入れたまんまにしてなんとなくトラベラー感出してます。恥ずかしくなったらやめます。電車、謎のトラブルで20分くらい車内に閉じ込められたり、もうダメだから降りて~みたいなこと叫ばれて無理やり降ろされるみたいなのを何回か体験してなかなかスリリングでした。

デュッセルではランドシャフツパークって廃工場を保存したまま公園化した広場だったり定番でケルンの大聖堂だったりを見たりしました。廃工場は結局の所、管理された公園なんだけど曇天極寒(いうほど寒くなかった)のなか徘徊するのはなかなかに趣きがあって良かったです。犬の散歩してるおっさんとかラジコン走らせてるガキンチョとかいてなんか溶け込んでて良かったです。ケルン大聖堂は単純にいけぽよでした。外壁がなんか市松模様というかモザイクというかなんかグッと。あと外壁は補修工事されまくりだったのも良かったです。

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普通に楽しかったのでほんと近いうちまた行きたいです。今度は本命のベルリンの方へ。あっちの方が全然行きたいところが多いんだよね、トイフェルスブルグの通信傍受設備跡とか。興味あったチャスタイズ作戦で爆撃されたダムとかも中心部寄りだしね。なんでデュッセルにしたんだか。退屈なんでまたどっか行きたいですね。 もう年末だね。 

 

 

 

 

 

よるのしゅぞく

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僕には一冊の大好きな同人誌がある。

ちょっとしたことがきっかけで、数年ぶりに大好きな「よふかし」がテーマの短い同人誌を読み返した。 合計で20Pに満たない程度の量で上下に分かれた漫画を軸に、4Pの短編小説と2Pのイラストが挟まったコピー誌。全ては夜のお散歩を軸に、主人公が自身の心と向き合っていくもの。いつだったか、コミティアで買った本。今でもコミティアは通ってるけど、あの頃がなんだか一番楽しかったかな。何買うにしても勢いだったし。この本に関していえば作者買いだったけど。何事もやり始めが一番楽しい。まぁそれはさておき、特にこの本について長く話すつもりはあまりない。話したところで入手できないしネットで検索してもでてこない。

さて話は変わって、この同人誌はバシっと明言はされてるわけではないけど、恩田陸の小説「夜のピクニック」を題材にしている。漫画の方も小説の方もさらっと名前が出てくる。「夜のピクニック」は24時間かけて80kmを歩く学校行事にて、いつもとは違う「夜」という空間を共有し触れ合うことで、いままでとある理由から距離を置いていた男女2人の主人公が心を開いていく物語。前半から中盤までは女主人公と男主人公の2人がそれぞれ夜の街を歩きながら各々の心を自身のなかで整理し、本作の主題となる問題を提示しつつ、気の置けない友人らとの人間関係図を展開していくことで話は進んでいく。後半においても、一向に距離の縮まることのない主人公ら。長くの間距離を置いていた2人の距離はそう簡単には縮まらない。だがそんなところに、転校してしまい、遠くに行ってしまった女主人公の友人の思いやりが時を超え花咲き、主人公らに届き、クライマックスへと進んでいく。熱い。

てかこれって映画化もされてたんですよね。フェイバリット同人で露骨にプッシュされてたうえに映画化までしてた本を今の今まで読んでこなかったってなんかもう目まいがするくらい当時の自分はなんだったんだって感じなんですけど、でも読みました。やっと読みました。読んだぞ、当時の俺。 何が凄いって夜に友人らとダベる描写が本当に頭の中で絵になって出てくるんですよ。 ほんとあ~あ~あ~って口開けてよだれ垂らしながら読んでました。

夜のピクニック」を読んでいて改めて思ったというか一番刺さったのは、友人らの存在なんですよね。自分には散歩だのなんだの、見たい地形、建造物、街並み。やりたいことはいっぱいあって。好きなときに歩いて好きなときに立ち止まりたくなるんだけど、制約が多くても友人と一緒に散歩してる時の方が思い返したとき、楽しかったなって思える。特に夜という空間においては。なんだか本当に大切なことを思い返させてくれた作品だなと思いました。多分普通に有名で、俺が知らなかっただけなんだと思うけど、本当に面白くてオススメの作品です。総括としては、世界で一番楽しい時間は友人と散歩とか旅行するときにグループからはぐれて単独行動するときってことです。あれは本当に楽しい。

 先に述べた同人誌の作者はあとがきにて、友人と東京タワーまで歩いた想いでを書き綴ったあとに、目的(ここでは東京タワー)なんてものは理由付けでしかなく、友人との夜の時間が楽しかったのだと述べていた。本当に同意でしかなくて。なんだか年甲斐もなく、夜を満喫したくなってしまったのでした。

 

夜のピクニック(新潮文庫)

夜のピクニック(新潮文庫)