annual report

hobby, city walk, life

乗り継ぎ

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ある日のこと、お出かけをして、15時くらいに電車で帰路についたとき、事故かなにかで電車が途中で止まることがあった。無理やり降ろされたその駅は1路線ではあるが他線にも繋がっている駅だったけどその路線を使ってたら10分で帰れたところを1時間以上かけて迂回して帰らされるはめになってしまう。さてどうするか。

自宅までは電車だと、止まってしまった路線の他にもう1ルート楽に帰れる路線があるのでそちらをぜひとも使いたいところである。ただ、ネットのマップで検索してみたところ、降ろされた駅からその路線の駅までは最短でも6kmほどあるみたいだ。夜だったらウンザリしてタクシーでその代替手段の路線の駅まで、それか最悪家まで行ってしまうのかもだけれど、今回は正直そこそこ疲れてはいたがもうちょっと探してみてみようと思い、その末に、その代替手段の路線の駅までバスが出ていることが判明したので飛び乗って帰路に着いた。

まぁ本当に別になんてことのないよくあるダイヤの乱れなんだけれど、今回こうして書き綴りたくなってしまったのは乗り換えとは違う、繋がっていない路線間の跨ぎが楽しかったからでして。単純に訳分からんバス乗ったからってのもあるけど地図を見たことによって路線の相関図というか、すみ分けが見えたことが面白くてですね。なるほどねぇと。というのも、自分はあまり地理に明るくないだけでなく、電車ってのは路線図(魚の骨みたいなアレ)とおりにキレイに駅が配列されているのかなとか思っている節があるような本当に恥ずかしいくらい想像力のない人間でして。(街の形が見えてないと何も見えてこないのでしょうか)そんな自分が、今回現在地からどこにどう行けばどういうルートに行けるのか、と数分ばかりですが考える時間があって、iphoneSEのちっさな画面でだけど、線路の道筋や、駅と駅の距離感、街の形その他もろもろ、いろいろな情報が頭に入ってきて。いやはや楽しくて。昔は全然興味もてなかったけど、ほんと地理って楽しいなと。グーグルマップは飯屋までの道を探すだけのツールでも、カーナビ機能だけって訳でもないんだぞと(自戒の念)

 今回はそれに加えて見知らぬ土地に根付いている謎のバス(謎って何だ。でもバスって地元のに乗るときでも、今でもドキドキする不思議な乗り物)に乗って冒険したってのも楽しくて。結構地元の生活感あるルートを走ってて。まぁ地元密着じゃないバスってなんだって感じですけど。ここで降りるとあぁこういう施設があるからね。みたいな。そんな感じでゆらゆら揺れてたら20分しないくらいで目的の駅に着きまして。サクっと家に帰りました。やっぱ道って知っとかなきゃなー。てかほんと生活感ある知識全然ないんだなって毎回アセります。俺は世間知らずのお嬢様か。金もろくに持ってないのに。

最近はめちゃくちゃ暑くなりましたよね。外出るときはもう半そで半ズボンです。で、外から家に帰ってきたら着てたシャツを脱いで肌着のシャツ1枚になったりするんですよ。そしたらめちゃめちゃ寒いんですよね、窓を開けてたりすると。この時期はまだまだ調節が難しいなぁと。あとは水出しのお茶を緑茶からウーロン茶にしてみました。緑茶の茶葉が売ってなかっただけの理由ですけど。うまい。あとなんか緑茶よりかなり冷えてる気がする。比熱が違う?そんなバカな。たまに飲むといいですね。 

近況報告

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あけおめことよろ〜。僕の今年は、というとsleepの初来日ライブ観に行って快調に滑りだしており、適度にヒッポやテクノのイベントに行ったり、thexxのライブ観に行ったりしたりと、なかなか楽しい感じに推移しております。いきなり感想話になっちゃうけど、ほんと全部たのしくて。sleepなんかは1曲目にいきなり1リフだけで約20分もあるdopesmokerをぶっ込んでくる暴挙に出たのに会場は大盛り上がりで狂った空間だったなーと。これが聴きたくて来た人間がほとんどなのは分かっているけどすごかった。sleepは大好きなレジェンドバンドなのでめちょ楽しみではあった、とはいえリユニオンしたビッグバンド。フレッシュさはないと言えるので一抹の不安はあったりしたのだけどそんなのは本当に杞憂であったなと。楽しい音の暴力。そしてxxはほんといつ観ても楽しい。新譜がハウス寄りになってたので、今後バンドとして活動する意義はあるのか。とか軽く思ったりもしたのだけれどライブ観たらめちゃくちゃバンドのグルーヴを感じられて。底力も感じられた良いライブでした。オリヴァーがあの長身でベースのヘッドをグワングワン振り回すのが最高にカッコいいんですよ。幕張イベントホールがかなり埋まってたのもほんといい流れだなと思います。

そんな感じで一年が始まったのですが、あまり書き綴るほどの体験とかしてないのだけれど、いい加減4ヶ月も経つので、ここ最近で始めたことってことで、もう1年は経つけど、読書の話でもしたいと思います。ネタが少ない、人生を謳歌しなくては。

読書を始めたと以前お伝えしたのですが、なんとかまだ続いてます。結局のところ、お手軽なエンタメものが好きで、お堅いのは進みが遅いって感じなので気持ち、娯楽7のお勉強3みたいな感じで推移していっております。といっても、こんな話してると、文学において何が娯楽で何が勉強だって話にもなってくるんですが。なんかへんな話、ガキんちょの頃に教科書で読んでたような短編も娯楽と言えるよなぁとか思ったりもして。そう考えると国語の授業って遊びだったのかなぁとか思ったり。やだね、歳重ねるごとにBack in the Dayになっちゃって。あんま良くないね。最近はなんか良さそうな匂いを感じ取って、ラテンアメリカ文学に手を出してみたりしてます。といってもまだ1冊目ですが。コルタサルの短編をだらだら読んでます。本当は一番有名な「百年の孤独」をとりあえず最初に読んどきたかったんですけどなんか和訳は3000円の新書しか出てないっぽくてちょっとハードル高かったので第二候補から。そもそもですがラテンアメリカ文学、ほぼほぼ電子書籍化されてないっぽくて(少なくともkindleはない)ちょっと悲しかったり。でもコルタサル買うのに久々にジュンク堂に行ったらめちゃ楽しかったから良い機会だったのかもなぁと。なんか図書館感あるじゃないですかジュンク堂って。前は漫画とかムックとか見てただけだけどこれからは文庫類にも目を向けることが出来るので楽しさ倍増って感じです。そのうち市営図書館にも久々に行こうかな。とか思ってオンライン在庫検索したら欲しい本結構ザクザクあって宝の山やんけ〜みたいな。僕本読むのハイパー遅いんで2週間返却ルールはちょっとキツイんだけどそれでも嬉しい。しゃらくさくて恐縮なんですけど読みたかった都市開発の考察とか建造物関係の本とかもあったしそれこそ「百年の孤独」も全然あったし。行くべさ。で、コルタサルの短編ですが、サスペンスホラーって感じでなかなか楽しいです。物語の中の殺人鬼の目標は本を読んでいる自分だった。。なんて古典的なメタものだったり、軽い気持ちで観に来た演劇に自分が演者として出演するよう怪しい人達に強要される話だったりと、約30Pくらいの短編がいっぱい入ってて面白いです。ラテンアメリカ文学だと、次はフアン・ルルフォの「ペドロ・パラモ」を買い控えてるのでまだまだ楽しめそうです。他にもライトな本いくつか平行して読んでるので引き続き肩肘張らずにカジュアルに。

漫画だと金田一少年の現行シリーズであるRを読み漁ってました。なつけ~。caseシリーズまでは熱心に読んでて、それ以降はだらだら~とですが20周年記念シリーズまでちゃんと追ってたんですけど一区切りついてからは読んでなかったので久々に。内容はかなりルーチン化しちゃったなって感じするんですけど美雪がロリ顔になっててやたら可愛くなってるんでかなり評価高いです。さとうふみや最高~。あとはネットで話題な「犯人たちの事件簿」も読みました。いや分かってると面白いよね。やっぱ1巻の犯人たちの勢いは良かったな~。大体傾向はつかめちゃったんで、あとは地獄の傀儡師がどう描かれるかが気になる感じです。それと最近ではメイドインアビスがめちゃくちゃ面白かったです。最高!アニメで散々騒がれてたんだけれどなぁ、どうにもマイペースなもので。。想像以上にエグくて、でもその中に冒険のワクワク感が詰まっていて本当に良いです。自身の存在そのものを否定されるような場面や、腕を切り落とす覚悟を問われる場面や回を増す毎に知ることとなる作中の舞台である迷宮窟「アビス」の探索にまつわる人間の闇を全身に受ける等多くの苦しい場面があるのですが、そんなのものともせず、下層へ進み、一定の深さまで潜ったら生きては帰れないと言われ、もちろんその先へ進むものは限られた者しかいない深度への渡航「ラストダイブ」も、目的のため、躊躇いなく行う主人公らへは僕は涙しか出ません。。まぁ正直作中の大人達もそんなにラストダイブに関して大して恐れてる描写もないんだけど、子供であるはずの主人公らがほんと痛快なくらい気持ちよく突っ込んでくんですよ。その瞬間、命を捨てているっていうのに。僕はほんとそういうのに弱いんですよ。結局ジュブナイル的なアレなんですけど。てかその片道キップの行為を「ラストダイブ」って名付けるの最強のセンスだよね~マジかっこいい。ほんと単行本後半にあるイドフロントの闘いとその後のリコの白笛の話は本当に熱くて。オススメです。あとはたまにしか手伸ばさないのでいろいろ言えた義理じゃないんですけど少女マンガでめっちゃいいのに出会えたので言いたいです。笹木一二三先生です。これが言いたかった。

タイムマシンがあってものらない 1 (ちゃおコミックス)

タイムマシンがあってものらない 1 (ちゃおコミックス)

 

 去年末に単行本買って、めちゃ良くて一個前の短編集も買ったらやっぱ良くて、あ~語りてぇーみたいな感じでモンモンと4ヶ月ほどネタ暖めてたら本誌で最終回を迎えてしまった。。やっぱ思ったときに動かないと。タイトルが凄いけどこれに限らずお話作りの基本は現実ベースで。展開はまだオーソドックスかなぁって感じはするけどやたら可愛いんだ。キメの1コマに凄い力のある人で、大体もってかれる。短編集の表題作で男主人公が恋に落ちる瞬間がめっちゃ好きでよく読み返してます。俺もあんな中学校生活が送りたかった。海が足りなかったのだろうか。今一番今後が楽しみな作家さんです。

漫画は最近ほんとおざなりになってるのでもうちょい漁ってこうかなということでここまでという感じで。春が暖かいぜ。

2017-2018

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こんばんは。毎度ですが年納めにはウェブログを書かせていただいております。今年はどうだったかというと、新しいことを結構出来たんじゃないかなと思います。海外に初めて行ったり、ダイビングのライセンス取ってインストラクタとお手々繋いでじゃなくて一人で泳いだりとか、フルマラソンやってみたりとか。(ちなみに完走できました)なんかちょっと達成感あるかもしれません。そして、ただ達成感だけではなく、それ相応の負荷といいますか、頑張った分だけ身体への疲労とかを感じて、生きるってこういうことなのか~と感じたりできた一年でもありました。(もう20年以上は生きているはずなんですが鈍感なものでして)というわけで、あっという間の~~、、、と思いきやなんだか長く感じた1年でした。なんだろ、何故だか夏が凄く長かった気がする。 来年はどうなるんだろうね。

てな訳で音楽中心に、今年いっぱい楽しんだものをいくつか上げます。

 

音楽 

Dedekind Cut/American Zen

lee bannonのアンビエント系の別名義で、最初カセットで出したのを今年hospital productionsで出しなおしたもの。頭を空っぽにされて、すかさず音で満たしてくるブレインウォッシュアルバム。常にひりついた緊張感があって飽きずにスカッと聴けるアンビエント絵巻。バランスが秀逸。この手のものだとyellow swansが大好きで、being there/going placesとか今でも聴くんだけれど、これは自分の中でそれに続く作品が出てきたぞ!というか。久々にわくわくさせられました。


Dedekind Cut - I'll Give You The World

 

The Bug vs EARTH/Concrete Desert

 優勝〜。bugのビートに共振する大地にディランの無情かつ荘厳なギターが鳴り響く。通して聴くと魂持ってかれていってしまう。今年最強のコラボレーションアルバム 。これを聴かずに何を聴く!ジャケットが本当にかっこいい!


The Bug Vs Earth - 'Snakes Vs Rats'

 

A-thug (Dawg Mafia Family)/God Malverde

KNZZ, FEBB, J-Scheme率いるDoggiesに説明不要のA-thugが合流して出来たグループ、「Dawg Mafia Family」。これはその前哨戦というか、A-thugの自己紹介を兼ねた客演集。なのは良いんだけど、1ヶ月前くらいにリリースしたDoggiesのアルバムの曲を収録しすぎててつらい。そしてDoggiesのアルバムはリリースして速攻で無料配信されるという。つまりはダブりを意味なく買わされたという。あぁ、当時のうんざりした記憶が蘇える。。。それはさておき、曲は最高に良いです。新録であるアルバム1曲目のThug Passionではけだるくも自身らのスタンスを打ち出し、最後のDMF Anthemでは抜群にかっこいいアンセムトラックでしめやかに締める。KNZZがやたらかっこいいんだよな~。甲子園に出場したお父さんの想い出のバットを釘バットに改造してブイブイ言わせてたエピソードのファンです。


DMF ANTHEM

 

YDIZZY, kiLLa crew/Dizziness, kiLLa ep, etc...

今年1番聴いたと思う、やんちゃ系日本語ヒッポ。 YENTOWN初めて知ったとき、1番目を惹かれたのがkiLLaのパンキッシュなビジュアルだったんだけど、決別した後もやっぱこっちの方が気になっちゃった。押せば倒れるなんとやらじゃないけどydizzy には打たれ弱いながらも突っ走る危ういカッコよさがあって好き。murimuriやyesなんかはほんと個性出てて良い曲だなと思う。louderやshineは今年見たMVの中でも特別カッコよく見えた。素養はあってもなんかあか抜けない、でもなんか勢いある。ロケット花火みたいなひとたち。と色々言ってみたけど、なんだかんだで、いきがってる奴らが好きなんですよ、僕は。


KEPHA - LOUDER ft.YDIZZY


SHINE - kiLLa (Prod. No Flower)

 

Butcher ABC/North of Hell

日本のグラインド、ゴアメタルバンドの1stアルバム。1stと銘打たれているけどまぁまぁそれなりの曲数のepやsplitがいくつか出てるし既発曲も収録されてるからそんなに待望の!って感じではなかったのだけれど、音質が上がっていて、音作りもハードコアやデスメタル系だったものとかを完全にモコモコなゴアグラインド方面へ振ってってたのでなかなか面白かった。あとはせっかくbandcamp活用するならもうちょい配信の便利さを活かしてもらえればなと。epの曲1曲だけアップして、しかも5ドル取るとか、発売日の日付変更と同時に配信開始できないとか、なんかネットできないおじいちゃん感がひしひしと伝わってくるのが面白くも悲しい。


Butcher ABC - Bolt Slaughter

 

blahmuzik/reverberate

今までトラスムンド行くたびに気まぐれに1枚CD-R買ったりして適当に聴き流したりしてて。今回もCD屋に並んでるのを見かけて、へぇプレスで1枚出したのかと気まぐれに買ってみた。それくらいのノリだったんだけど不覚にもメチャクチャ刺さってしまった。。blahmuzikのインスタ見に行けば分かると思うけど、ぽい雰囲気写真(ジャケ)にぽい音楽、それだけ〜〜、なんだけど。それだけじゃなかったのかなって感じ。その後に出たライブ盤のtokyo'17も良かった。耳が変わったのかなぁ。動画はあまりにもサンプルがなかったので適当に。


下北沢アポロ BLAHMUZIK×須川崇志

 

V.A./praxis Houston

なんで知ったのかはいまいち覚えてないんだけどこれもダークでアゲアゲで楽しかった。laurel haloいたから聴いてみたのかな。laurelの曲微妙だったけど。


QUALIATIK - Lotus Birth [Self-Released]

 

Death Side/Wasted Dream, Bet on the Possibility

特に言うこともないと思います。日本のハードコアバンドの再発2枚。にわかなんで音源持ってなかったからうれしかった。去年(厳密には一昨年かな)はDoomの「No More Pain...」がそうだけど、最近はちょこちょこ欲しいアルバムが再発してくれてるのでかなり良い流れが来てると思います。


DEATH SIDE - Wasted Dream [FULL ALBUM]

 

書籍

池澤夏樹スティル・ライフ

スティル・ライフ (中公文庫)

スティル・ライフ (中公文庫)

 

 これは本当に良かった。標題作もいいんだけれどそれ以上に同時収録されている「ヤー・チャイカ」がとても良かった。高速のSA(PA)で偶然知り合うロシア人との出会いから、自身らの人生を反芻していく物語。そこに主人公の娘の思春期からの視点も入り、話に深みが増していく。とても良い作品に出会えたと思いました。

 

雨がっぱ少女群/麻衣の虫ぐらし

 これまた良かった。パッと見、エロ漫画家が一般紙で描く定番の田舎暮らしスローライフものっぽく感じて、最初少し警戒しながら買った自分を叱ってやりたい。農家を継ぐ菜々子と求職中の麻衣、二人の仲良くも、依存せず互いを思いやりながらつづられる物語がとても胸を打つ。1巻は菜々子の家庭に主眼をおいて菜々子が一人立ちする瞬間を描く。雨がっぱ先生、去年出したコミックで今後の漫画家生活について結構葛藤していたことを吐露していたからそれもあいまって、名作が生まれたことにとても感動している。

 

小林エリコ/この地獄を生きるのだ うつ病生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。

 最初は好きな漫画家(絵描き?)がジャケット描いてたから気になっただけ。この手の鬱系のエッセイっていろいろ思うこともあってちょっと敬遠しちゃうんだけれどサンプルで公開されていた、導入部分の、金に困ってるときにおこなった一回の万引きの話読んで買おうと思った。実際に読み進んでいくと、生活保護需給への流れやその後の貧困ビジネスとかに巻き込まれていく展開、そしてそれに気づけない周りの患者と気づけてしまった自分。負の連鎖で読んでるだけでも伝わってくる圧迫感と、そこから脱却しようとする力強さがこの本にはあって、よかった。

 

 映画をざっくり

映画はとにかくエドワードヤンの「クーリンチェ少年殺人事件」が最高でした。4時間あってあんなに緊張感保てるのがほんと凄い。他のフィルモグラフィと比べても結構直球に青春を描いてる感じがあって、そういったとこからも特別な作品、って思えます。あとは空族の作品上映会で空族の中でも特に古い、「花物語バビロン」ってのを観たんですけどそれもよかったです。全然話覚えてないんだけれどなんかひたすらナレーションでアヘンについて語ってて、主人公がケシの花に向かって泣きながらお辞儀してた画がなんかすごく刺さって。面白いかって言うと全然分からなかったけどなんかやたらパワーを感じました。新しい映画全然観てないんだな。えーと、「We are X」とか観ました。関東三大粗大ゴミバンドって言葉、いつ聞いても面白いです。

 

締め

 来年は早々にSleepの初来日ライブを見に行く予定があるので最高に楽しみです。「Holy Mountain」完全再現ライブとかほんと、ほんとか!?って感じでめちょ楽しみです。東京公演両日抑えてるんでDope Smokerも聴ける(多分)のでわくわく。来年を楽しむ準備はマジOKだぜ!それでは一足先にバイ!

 

 

 

 

 

 

夏満喫記その2 (おわり)

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ダラダラしてたら12月に突入してしまいました。。今さら夏に海行きましたなんて日記付けてもなんも面白くないどころか読むだけで寒いのだけれども、ネタがあるうちは記事にしておきたいのでガシガシ書きます。お盆にサイパン行ってきました。目的はダイビングです。

ダイビングを始めたのは多分2年ほど前の沖縄旅行の時で、かなり面白くて、一緒に行った友人とハマってしまって今のところ毎年やってる感じでして。沖縄→石垣島ときたから、次は海外か〜といった流れでサイパンに行きました。海外、恥ずかしながら初めての経験でして。だからなんかそういった面でもサイパンって相当イージーだしでちょうど良かった感じです。自分で企画したらまぁ行かないとこだし、そういった面でも良かったかなと。朝10時に近所のカレー屋でスーパードライ飲みながら友人らとみんなで決めました。この手の時間に飲食店いくとおじじ達の座談会が開かれてたりしてなんか良いです。みんなやる事は一緒ね。

初めての海外なのでまずはパスポートです。即日発行されるでしょくらいの謎の余裕をかまし、いつまでも作らずにダラダラとしていたんですけれど、発行には時間がかかるとネットや友人伝いに聞いたので、そろそろ動くかと、新宿に行く用事のついでにとりあえず申請用紙を貰いに行ったのですが、いやはや、かなりの爆混み具合。ここで少しちょっと舐めていたとビビる。こりゃマズイと、逃げるように申請用紙を貰って帰りました。折り曲げ厳禁とのことだったので、近くにあったタウンワークに挟んで恐る恐ると。そして後日、申請を行う訳ですが、ここでサイン記入欄が立ちふさがる。筆記体、あまり得意じゃないものでして、なんかついつい縦に細長くなってしまうので、ひたすら丸っこくなるように練習をして記入しました。そして申請が終わり、受取り日を迎えたときのこと。新宿での爆混みを見てしまったので、かなり警戒してしまい、朝イチに申請した、新宿とは違う某所へ向かうと、2人くらいしかいないという。なんか拍子抜けでした。その後、友人らと、いっせーのーせっ!でジャーンっと出来上がったパスポートを見せ合う。みんなのサインが全部見事に漢字。どっと力が抜けた。

初日は早くに成田に向かい、現地に昼過ぎに到着したのかな。(もううろ覚え。やだね。)初海外なので成田も初めて。成田に関しては特段感想はないかも。でも空港へ向かう時の朝早くの電車は好き。 今回もなんだかワクワク。今回は海外旅行なのでさすがに、と思い、キャリーバッグを買いました。初めて。なんか自分がキャリーバッグを持つってのがとても不思議というか。実際使ってみて、とても楽だったんだけどやっぱなんか不思議で。というのも、あまり荷物をいっぱい持ちたくない性分なので、キャリーバッグって邪魔くさそうだなって印象を持ってまして。実際買って使ってみたら、移動が楽なんだけどなんか図体の割にはあまり入らないし、でも楽だな。みたいな。別にどうこうって話じゃないんですけど。やっぱなんかボストンバッグの方が好きかなみたいな。なんも考えずにガサっと服詰め込んでグチャグチャになっても気にしないみたいな。枕にもなるし。ほんとどうでも良い感情ですけど。なんか鍵付きだとかなんだとかまどろっこしいななんて。

飛行機では機内食も出たのだけれど、ビーフ?フィッシュ?とも聞かれず、スッとショボい幕の内弁当が出されて思わず上がる。海外線の飛行機、何が良くて、何が劣ってるのか基準が全くラスプーチンなんだけど、出るだけマシだったのかな。飲み物はビール出たのでありがたく。トイレは近い方なので怖かったけどなんとかなってよかぽよ。入国審査は情けないことにテンパってしまって「滞在期間は?」と聞かれたのに対して「4times」と答えてしまったらめっちゃ鼻で笑われた後、「4デーイズ笑」と言われてオゥメーンって感じでした。あと、実は今回寝坊してしまって、たまに寝巻きに使ってる、だいぶ昔にライブで買ったフーファイターズのバンT着たままで家を出たんですが、そしたら空港職員に腹パンされた後「nice shirt」と言われてなんかこっぱずかしかったです。奇しくも、当時「天使の3p」というアニメで小学生女児のバンドプロデュースを行う引きこもり高校生、貫井響がフーファイのTシャツをコンビニ店員にいじられるという描写があって、それも合わせてオゥメーンって感じでした。リアル貫井響です。

初日はいまいち覚えてないのですが(どう収集つければいいんだこの記事)、軽くホテル周りを散策したのち、もう何するでもなく、ホテルで寝て、夕飯食べた後にカジノに行って過ごしました。 散策ですが、行く前にホテルのフロントで、サイパンでは歩き酒ってアリかどうかを聞いたら、「ホームレスに思われるからやめた方が良いと思うよ」と言われたので、じゃあokなんだなとさっそく目の前のコンビニ系ショップへ。黒ラベルスーパードライが大々的に陳列されているのがまず目に入って思わずめまいがしたのだけれど堪えてなんかよく分からないビールを買いました。全然おいしくない笑。近くにはお土産屋がちらほらあったのですが感想としては閑散とした国際通りといいますか。ちょっと寂しい感じだったかなと。でも「I❤︎Saipan 」って店がお土産屋ストリートで猛威を振るってたのが良かったです。6ドル払って、iPhoneのライトニングコネクタに差し込むと動き出すミニ扇風機を買いました。

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             ホテルから見下ろした景色。のどかで良いね。

夕飯はホテルのバイキング。キタキタおやじみたいな格好した青年たちのファイヤーダンスを眺めながら。アジア人ウェルカムみたいなサービスの凄さから、サイパンにまず土着的な民族伝統があるのか?と疑いから入ってしまい(僕が知らないだけなのだろうけど)、なんだかもやもやしつつもそんなのどうでもファイヤーな感じでサクッと済ませてさてカジノへ。

カジノ。サイパンのだからまぁアジア人観光客向けで、小規模だし活気にかけるかなって感じだったのだけれどそれでもカジノって感じで、そこそこの金が動く動く。自分でプレイしないで、他の客にベットする人もいたりしてなんだか凄いなと。自分はとりあえずシックボーって大小を決めるサイコロゲームをしてました。そして空気に飲まれて初日は50ドルくらい負け越しました。サイパン、夜は特段することもないのでこの後も結局毎日カジノに行くことになります。ほんとに何もない。

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  この圧倒的なハリボテ感がたまらない。     そして夜はやたらとフィーバーしてる。

2日目はダイビングデー。朝イチでボートに乗り、40分1セットを3本くらいやってだいたい13時くらいに終わるって感じだったのかな。

インストラクターがとても陽気なアメリカンで、何かしてくれる度に10ダラー要求してくるので破産しました。1本目はサイパンの海紹介的なスポットでして、売りはとにかく果てしなく広がるサンゴ礁の世界。正直魚も少なかったし何もないに等しかったけどあまりの陸上とかけ離れた別世界に心奪われてしまい、僕的に今回の旅行で潜った5ダイブで一番印象深かったスポットでした。ちなみに「オレアイ」です。まぁ本当に何もなかったんですけれど。サンゴが積み重なって山を成していて、それが延々と続いていてとにかく かっちブーでした。

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これは次の不発弾スポットの写真だけど大体こんな感じ。サンゴ礁キャッスル。ニモもいたよ。設定間違えて丸いフレームが付いてしまった。そして動画上げたかったけどだめだった...

 2本目は不発弾のあるスポットへ。陽気な南国なので忘れがちですが、サイパンは太平洋戦争の激戦地なので、その爪痕が残されたスポットです。この日は終戦記念日の前々日というのもあってなんとも言えない気持ちになる。とはいえ、ダイビングはダイビングなので楽しくね!やるせない気持ちは大切にしまっておいて楽しくスイスイ。最後のダイブまで楽しく過ごすことが出来ました。

 

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                      触るな危険

3本目は多分1番有名であるだろう、「グロット」でのダイブ。いわゆる青の洞窟系の場所でして、エントリーポイントが岸壁に囲まれたところにあるのもあってちょっと雰囲気いい感じなので、ダイビングじゃなくてシュノーケリング客の人気スポットでもある感じの場所です。で、どこのブログでも書いてあると思うけどグロットといえば階段。駐車場からエントリーポイントまで行くまでに長い階段を降りて行かなくてはならない。もちろん背中には8Lのアルミエアタンクを背負っているので果てしなく重い。もちろん帰りは登らなくてはならない。ジーザス。疲れた。ここのエントリーポイントは海面から高い位置にあるので岩場からジャンプして入水する。抑えてはいてもやはりというかマスクが吹っ飛ぶ。なんだかそれも楽しいのは陽気な島だからであろうか。青の洞窟を散々楽しみました。帰りの上り階段はベリー疲れました。そんな感じで1日目のダイブはおしまい。

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  ここから地獄が始まる。    なんかゆーて大したことなかった気がします(爆) こんな感じ。

午後は何やったのか全く覚えてないんですが多分各自散開して好き勝手やってたと思います。僕はお土産屋で買った、iPhoneの一発芸的扇風機で涼みながらビール飲んで午前中に撮った水中動画を眺めてたと思います。手振れが酷いし何撮りたいのか分からないしビデオ自体安物だからなかなか発色が悪くて悲しい。でも、わくわくは確かにそこにあったよ。

夜はまたカジノへ。またシックボーばっかやる。ちょっとカードゲームとかに手を出すのはなんだかまだためらってしまって。チキンな賭け方で程々に楽しむ。のだけれど、今回は大小だけではなくて3個のサイの出た目のトータルでいくつって賭け方にチャレンジしてみたりした。そしたら今回はちょいプラスで終わる。また明日。本当に夜にすることがなかなかない。宿泊地周辺は、治安もそんな悪くなかったし、夜道の散歩をしてもよかったのだけれど、なんかそんな感じでもなくて。友人とドリトスとかビーフジャーキー食べながらだらだら。なんかアメリカで買うドリトスっていいな。っていうか量もそこそこ多くてなんか良かったです。あとミネラルウォーターも買ったんですけど、多分2Lのやつなんですが、高さが低めで、横にでぶっちょなボトルで飲みやすくて良い国だなぁと思いました。水はかなり飲む方なのでなんかちょっと気になりまして。

3日目もダイビングです。今回は2本だけにしておき、午後は水上バイク体験をした後、バナナボートで離島へ行き、本島への帰りはパラセーリング(パラシュートを身につけて、ボートで引っ張ってもらって空を飛ぶやつ)楽しみぽよん。

 1本目は2日目の1本目に近い感じで辺り一面サンゴ礁なスポットでした。今回はあんまり動き回らずに、お麩を撒き餌して魚と戯れるスタイルで楽しみました。場所を変えずに延々だったからちょっと退屈だったけど魚が指に噛み付く勢いで突撃して来る様はいつ見ても面白いなーと。そんな感じでした。 

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サイパン旅行のラストダイブは白い砂浜にパイプが敷かれているこれまたなんとも南国に潜む闇みたいなスポットを泳いできました。ここはマダラトビエイが見れる場所で実際1匹ですが見ることが叶いました。ラキぽよ~。そして最後に、潜ってる最中ではないのですが、ボートに上がった後、野生のイルカ3匹が横並びになって遊泳している姿を見ることができました。なんだか不思議な気持ちというか変に毒されているというか、自然にイルカがいるというのがなんとも不思議に思えて。自然で楽しく泳いでいるイルカを見たら、見れたこととは別に、なんだか嬉しい気持ちになりました。

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    マダラトビエイ、優雅だ。    イルカの「イ」ちゃんと「ル」ちゃんと「カ」ちゃん

はい今日も今日とてもカジノです。いい加減シックボーも飽きてきたので最終日はひたすらブラックジャックをして遊びました。久々にやったけどやっぱカードゲームは最後の判断を自分で下すことができる辺り、ゲーム性があって楽しかったです。ここで、まぁまぁ勝ったので最終的には3日の収支は-10ドルって感じでした。良い感じにプラマイ0近くに持ってけたかなと。帰りはコンビニみたいなところに寄って、なんだかもうアメリカものにこだわらなくて良いやって感じでスーパードライの小ビンを買って飲みました。サイパンで大きく売り出されている姿にはちょっとなんともいえない感じであったのですが、やっぱりおいしいものはおいしいなと。ちゃくちゃくと日本へ帰る気持ちが出来てきました。

最終日は遊ばずに陸上観光。太平洋戦争の傷跡、ラストコマンドを中心に戦争跡地を見て回ってきました。朝起きたらすぐにホテル前の適当なタクシーを捕まえてラストコマンドへ行きたいと伝える。そしたら、戦争ゆかりの地をざっくり回ってあげるよと提案してくれてたので話に乗っかる。とにかくなが~いのどかな道を走る。そしたら道中にショッピングモールの廃墟を発見。めちゃめちゃ良い雰囲気かもし出してて、止めてぜひとも散策したかったんだけども友人待たす訳にもいかないし、切り出せなくて泣く泣く断念。マジで行きたかった。。後から調べたらここは「ラ・フィエスタ・サン・ロケ・ショッピングプラザ」というらしいです。ネットに転がってる写真を見る。やっぱ良いじゃん!ショッピングモールの廃墟とかそうそう行けないよ。最高じゃん。今回の旅行の最大の心残りです。帰国した後の今思えば、なんだかこのショッピングモール、サイパンを象徴しているなと言うか。やっぱどことなく憂いを帯びているなと。まぁどこ行っても同じこと言ってるんですけど。そんなこんなで最初に旧日本刑務所に着く。運転手がなんか「ジェリ〜ジェリ〜」言ってて訳わからんから愛想笑いしてたんだけどジェイルって言ってたのか。ほえ。爆撃を食らったであろう朽ちた牢獄に樹木が生い茂って凄いことになっていた。全然ノーチェックだったので来れて嬉しかったです。その後は太平洋戦争で投降しなかった日本人が自決していった岬、バンザイクリフへ。大量の慰霊碑が並んでいて後ろには静かな崖と海。ここから投身したのかと思うと...もうそんな事が起きるようなことがないことを祈るばかりです。そして最後は日本軍最後の司令塔、ラストコマンド。実際に来て見たら、なんだか想像していた以上にラストコマンドラストコマンドしていて笑いました。秘密基地じゃん!戦車転がってるし大砲もいっぱい並んでてまるでアニメの世界でした。(この過去の事実への認識力の無さに自分で呆れます…最近歴史ゆっくり勉強してます)どうでもいいんですけど、小3の頃、学校のプールの下に秘密基地を作って遊んでた事がありました。基本プール下は金網で封鎖されてたのですが一箇所、用具小屋の裏に裂け目があったのでそこから入って。ダンボール敷いてお菓子とか読み終わったジャンプとか持ち込んでただただダラダラと。今思うとよくもまぁあんな暗くてジメジメして虫だらけの場所で寝れたなぁと。いまじゃカブトムシもまともに掴めないもんなぁ。なんか手を伸ばすと威嚇なのか知らんけど飛ばないクセに羽を広げてきませんあいつら?恐怖ですよ。ちなみに秘密基地は仲間を増やしすぎた結果誰かにチクられて崩壊を迎えました。

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                   優勝でしょう。

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   みんな笑顔ではしゃぐ様な一大観光地なんだけど、静かに漂う哀しい空気が凄かった。

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                このバカっぽさ最高でしょう

そんなこんなで最終日を満喫したので空港へ。さらばサイパン。トイレ行ってたらみんなに置いてかれて1人よく分からないまま出国ゲートを通過したらなんか反応したらしく屈強な男に囲まれてボディチェックされて泣きそうでした。お土産はもう買ったし後は飛行機に乗るだけ。と思ったら飛行機が飛ばない。整備トラブルを起こしたらしくずーっとメンテナンスをしている。硬いエコノミー席に座ってるのもアレなので一旦出てショップでビール買ったりまずいラーメン食べたりしてまぁそのうち飛ぶだろうとか言ってヘラヘラして過ごす。飛ばない。最終的には21時回ったくらいで明日までにはなんとかしとくから〜と言われて空港で野宿が決定し悲しみに包まれる。とはいえ、海外旅行の洗礼といいますか、なんか非日常感が味わえて初海外旅行の想い出が1つ増えて良かったです。他の客もなんだか似たようなことを感じていたのか、男軍団はビール買い込んで豪快に酒盛りを始めたり、ファミリーで来たっぽいグループの女子大生くらいの女2人は両親が見守る中、窓に映る自分らを見ながらパラパラを始めたりと、そんな暗いムードでもなくてなんか良かったです。ちなみに僕はつまらない奴なのでとりあえず沢山あった待合室の椅子の1つに寝っ転がってひたすら未聴のアルバム聴いてなんだか忘れたけど本読んでました。朝夕と2回マックが支給されてアメリカンマックじゃ〜んとちょっとテンション上がりましたがどうもサイパンのマックは日本と変わらないらしく見慣れた大きさでした。うん、うまい。

そんなこんなで翌朝に帰国で無事に旅を終えました。噂通りに海がきれいでステキな島でした、ブラボー。キャリーバッグも買ってしまったし、今後は国内プラプラしつつも、隙見て海外旅行してみたいと思います。ということで、僕の夏休みでした。楽しかった!

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夏満喫記その1

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今年も気づけば9月が終わろうとしており、秋に突入しようとしています。日中は暑くてまだ実感が湧きませんが、朝や夜に、ふと肌寒い風が吹いていたりして、そう考えるとそろそろ浮かれた季節も終わるのかなとぼんやりと実感できたりもします。今年の夏はまぁまぁ遊び呆けてたので、覚えてるのをちょくちょく書き記しておきたいと思います。今回、勢いで書いてたらなんだかライブ感想になっちゃった。

 

ゑでぃまぁこん ワンマン「小さな灯りを灯すとき at 晴れたら空に豆まいて

6月末の話でちょっと古いですけど、めちょ楽しみで、実際、とても楽しかったライブなので書きたいなと。姫路のアシッドフォーク系のアコースティックバンドのワンマンライブ。とても優しくて、まどろみつつもポップさもあるメロディに透き通った歌声が乗っかるイケてるバンド。東京のmuffinや井手健介とのコラボも交えつつ、約2時間半のロングセットで出し惜しみのないライブを楽しませてもらいました。結構ベスト的なセットだったのだと思うのですけど、初ライブだったので全てが新鮮でとても楽しかったです。「かくれんぼ」とか「嘆きの亀」とか大好きな曲も聴けてとても幸せでした。最後の「ブーメラン」、本当に心にしみたなぁ。今回は、バンドメンバーに「マル秘指示書」という書類を渡してライブに挑んでいたみたいでして。中は何なのかっていうと、「いつも最高の演奏をありがとうございます」みたいな感謝の言葉が書いてあったらしく、指示じゃないだろと暴露されていて、面白くも心が温まりました。そんなこんなで、また、絶対見に行きたいなと思えるステキな時間でした。

それと、ライブとは別に個人的に収穫が大きかったのはmuffinを知れたことでした。pong kong recordからも出てたのに知らなくて(恥ずかしい)、当日のコラボが初見だったのですが、「秋の眺め」を聴いて一発でやられてしまいました。家に帰ったら速攻で物販で買った「茂みとイバラ」を鬼リピートして、買えるだけの過去作も買って、なんか一時期ずっと聴いてました。歌詞と歌が優しすぎる。とても良いSSWです。今HP見に行ったら10/8にライブするみたい。行きたい!!けど3連休は出かけちゃうので行けない~。。三連休、なんでだか興味あるイベントがいっぱいあって、全部行けないから、ちょっとさびしい。


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フジロックフェスティバル2017

わりと毎年行ってて、今年も行ってました。いつも車で行ってるんですけれど、今回はいままでで一番遠い駐車場に回されて結構大変でした。ほぼ越後湯沢駅近くだったからバスで会場に向かうのにも一苦労で。昨年なんかは会場すぐそこな場所引けて、近いから楽ってのもあるけど酒屋(駄菓子屋みたいな雰囲気というか、コンビニに変貌を遂げそう系なよろずやあるじゃないですか。あんな感じのお店)もあったから現地到着してから会場入りするまでの間でだらだらと酒のんだりして、くだまけたりしてかなり快適だったのでちょっと今回は自然と仲良くしすぎプランだったな~と。でも逆に凄く静かで、それはそれでよかったので自販機でリアルゴールド飲んでまったりだらだらしました。

で会場入りしてからはh zettrio見て~punpee見て~鮎の塩焼き食べて~avalanches見て~にんにくと豆板醤入れすぎたら元の味分からなくなった魚介系?まぜそば食べて(ラーメンショップとかによくある業務用のでかいボトルの調味料あるじゃないですか。ああいうの見るとめちゃめちゃ入れたくなっちゃうんですよ。ぼく。)~基本ホワイトステージみたいな感じだったから終始ひたすらジーマ飲んで~death grips見て~オザケンチラ見しようかなと軽い気持ちで待機してたら心身ともにボコボコにされちゃって~逃げるようにaphex twin見に行ったらビートがバチバチ効いたクソカッコ良いセットのライブやってて回復して~最後にlcd soundsystemのあまりに迫力のあるライブにやられて~って流れでした。ろくなこと語れないのでレポートはフジロックエクスプレス見てくだしゃ~。

あいも変わらず、海外勢が凄いライブしまくってたんですけど、でもなんか今回ほんと心奪われたのはpunpeeだったかな、って感じでした。「お嫁においで2015」でふわ~と現れて、クネクネ、ピシピシ決めポーズ決めながらリンキンをジャックしたりしながらワイワイと、ちゃくちゃくとパーティが作り上げられていく序盤の様はさすがでした。大舞台ならではの上げ方というか、'90sロックビートジャック3連発みたいな、そりゃ盛り上がるけどやらないでしょみたいな反則技を平気でやっちゃうみたいなおいおい、な勢いもあって。楽曲というよりは盛り上げ方というか、ロック好き日本人の共通認識みたいなところをくすぐられたみたいなところが大きかったのかも、とは思うのだけれど、ああいうドンチャンお祭り騒ぎな経験ってなかなかできないよなぁって。なんかやられました。どうでもいいけど、後述するNORIKIYOのライブの客演でブルーハーツリスペクトの曲をNORIKIYOとやった時、NORIKIYOとロックというか、軽音楽部的な、バンドやってたよねトークが始まったんですけど。NORIKIYOが「フェルナンデスのギターとかでさ、~~~~(なんかかっこつけたりしたよね的なことを言う)」っていったら「いや、(世代が違うっていうか)やってないっすね」とか言ってて面白かったです。[メタルという観点で見たら、NORIKIYOは、若い頃HELLOWEEN(たしか)のコピバンでボーカルしてたのに対して、PUNPEEは順当にモダンヘヴィネスとかを楽しんでた人なので、同じ”カッコつけ”でも種類がちょっと違うという背景を理解した上で聞いてましたよ~というクソどうでもいいアピールです。本当にすみません。へヴィメタルが好きなんです。これでPがNWOBHMとか好きだったらお笑いだな。]

 

・NORIKIYO「Bouquet Tour Final at LIQUID ROOM」

フジロックのすぐ翌日(死ねる...)に開催されたニューアルバムリリースツアーファイナルに行きました。フジがいつもだらだらSAでご飯食べたりしつつ、ゆっくりと翌日の10時くらいに着くようなノリで帰ってるので、もう仮眠して起きたらすぐ恵比寿へ!みたいな。正直ダルすぎてアレだった(このツアーで町田での田我流2マンにも行ってたってのもある)んですけど、行ってみればやっぱ楽しかったというか。全然合唱とかしちゃったりして(照れ)たのぽよ~

基本的には前回の花水木ワンマンの時と一緒で、アルバムを中心にライブするんだけれど、それに加えてありえんくらいの客演を呼んでのパーティーライブをするのがほんと楽しくて、先に言っちゃうと、AKLOとシークレットで来たSALUとの「RGTO」が本当に最高でして...この曲、本当に大好きで。全バースキックしました。。他にも般若やSHINGO★西成とか定番所の他にもMACCHOやDABOとかなかなか呼ばない面子も呼んだりしてて前回よりもパワーアップしてるなって感じがしてて良かったです。演出面としては、前回服役中で参加出来なかったBESが参加して「2FACE」を歌ったり、出産で不参加だったSAYが子供をつれて「ロンリーロンリーロンリー」を歌ったりと、ストーリー面でも必然性が描けていたりといいライブであったなと。3時間超えの長丁場もあまり気にならない楽しいライブであったと思います。あ、あと詩集というか、リリック集を買って呼んだりもしました。リリックに沿って自身の過去を語る形式の本でして。あくまでリリック集だから過去話の文量は少なめなんだけれど、足の件や、イリーガル面の話も結構描かれていて、かなり中身が濃くて面白かったです。こういうの読んでて本当に思うのは、動ける奴は強いなと。心から思います。


【MV】 NORIKIYO / Go So Far

全然新譜の曲じゃないけど、しかもシングル級の曲でド定番だけど、最近の曲でかなり大好きな曲。めちゃくちゃ希望と野心に満ち溢れている感じが最高に良いです。このブログを読んでくれた人に届いてると良いな、そうお前へ。 

 

てな感じでちょっとライブの感想を書いてみました。他にはサイパン行ってダイビングをワーワーやったりしたのでそういうのもかきたいなーとか思ってます。なんか、こう記憶を書き綴ってみると、当時の暑さがよみがえってきて、なんかいいですね。そして今は暑くもあるけけど、でもそこそこ涼しい。夏日記ちゃちゃっと書いたらこれからは、秋を満喫していきたいなーと思います。過去の写真フォルダとか見返して、良い感じのを見ると(薄暗くて風の冷たさが伝わってくるやつ。秋ってやっぱいいなーって。)、日中寝てばっかいないでもっと動かなくちゃなーって感じて。もっと出かけたいなって思います。実はサイパン行ったのをきっかけに、恥ずかしながら、今回初めてパスポートを取ったので、なんかプラっと海外旅したいなみたいのもぼんやり考えてたりして。いろいろしたいなーって。そういうことを思っているのです。 

読書

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絶賛鼻風邪ひいてます。焼きうどん食べたけど案の定味がしなくて、でも紅しょうがを食べるとちょっとサッパリして一瞬味が分かるようになったのでめっちゃ紅しょうが食べました。明日ラーメン二郎食べにいくっぽいのでなんとか治します。二郎は学生の時に行ったことなくて、今さらながらに今年入って初めて行ったんですけど、とりあえず初回は麺半分で行きたかったんだけどロット?の先頭になってしまって言うタイミングが分からず気づけば並盛になってしまい、泣きながら逃げるように残したのが最初でした。それから何回か行ったら普通に小を食べきれるようになったので変わるもんだなと。食べれるようになってからはわりと好きな感じです。(食べに行った3日後にこの記事を投稿しました。なので明日は二郎には行きません。本店に行きました。鼻風邪は継続してひいております。)

最近ですが、読書するようになりました。Kindleを使って、買ったの読んだり、青空文庫の読んだり。kindleミニコミ誌読んだりとかでおさわり程度に使ってたんですけど活字らしい活字を読んだりはしたことないものでして。そもそもが恥ずかしながら、全然読書しない方なのですが。

で、電子書籍ですが、いや読みやすい。過去に携帯小説が流行ったのも分かるよって感じで、本で読むよりページめくるスピードが早い気がします。漫画は本で読みたいなって感じはまだするけど。電車乗る時とかささっと短編を一本読んだりとかして。小学生なのでエドガーアランポーの「黒猫」とか読んでます。

改めて、小学生なので、小学生の時に読んどくべき有名な本ばっか読んでます。「檸檬」とか「人間失格」とか。恥を忍んでかいております。昔の人達も酒に逃げたりばっかりで、今も昔も大して変わんねーなーって。人間失格の最後急にモルヒネ打ち始めるのには笑った。人生サバイブしてくにはツケでモルヒネやりまくれるくらいの人間力がなきゃね。陸橋をアトラクションと思い込んでて、それが違うと知って興ざめするところがたまらなく好きです。SFも手を出したくて、「星を継ぐ者」も読んでるんですけどちょっと止まっちゃってて。SFあまり向いてないのだろうか。楽しく読んではいるのだけれどちょっと進みが遅いです。大人になってから、勉強しとけばよかったと思うとはよく言われる言葉ですが、ほんとこういう時実感するというか。スタートがここからか、って感じがなんとも世知辛く感じたりします。でも今はこんな本があったのかーって発見の楽しみが大きいのでそこら辺はシカトします。とまぁ、今後とも継続して読書していける程度に肩肘張らずにやっていきたいと思います。

今日はキンプリ新作のキンプラを観てきました。熱いものが全て詰まってました。ほんと楽しかったぽよ。

ゆく年くる年 2016-2017

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お久しぶりです。そろそろ2016年も終わりを迎えるということで懲りずに締めのブログを書きます。今年何があったかいまいち思い出せなくて、とりあえず近況といえばメガネを新調しました。チタンの丸メガネ。ずっと黒縁だったけど心機一転。とはいえ黒色フレームだけれど。横浜某所まで遠征して買ってきました。自分的には割りと似合っている気がするのでもう一個くらい買おうかなとか考えてます。そんな感じ。それだけ。今年なにがあったかなぁ。夏には石垣島に行ってきました。沖縄には行ったことあるんだけれど桁違いに世捨て感高くて驚きました。まぁ行楽シーズンに行ったってのもあるけどのんびり感が凄くて。タクシー乗ったらシートベルトしたら驚かれたし。バギーに乗ったりダイビングしたり楽しみました。ダイビングの時インストラクタの船であおさの味噌汁飲んだらやたらおいしくて感動しておみやげであおさグッズ買いまくったんだけれど家帰って検索してみたらあおのりの下位互換みたいなことかかれててなんかショックだった記憶。まぁおいしかったんだから別に良し。今はスノボーかなぁ。すいーいー。あとすき屋のなっとう朝食にハマって意味なくすき屋にいきまくってました。付けあわせがオクラだったら完璧なんだけれどなぁ。ひじきでもまぁ全然いいんだけれども。今はポテトサラダか。あとはーあとはー。過ぎ去った記憶は良く思えるのはとてもしあわせなことなのかもね。そういってものが捨てられなくなる。大掃除しなきゃねー。

 

音楽

今年の

・secret boyfriend/memory care unit

ダントツ1番かな。たぶん。この1年、お世話になったダラダラアルバム。焦りだとか不安ごとがあって悩んでしまっている時など落ち着かない気分から一時的に逃がしてくれるアルバム。夜ホットミルクを飲んでホッとする。みたいな良いものではなく目を逸らすだけ、みたいなそれ。静かに重く鳴り響く低音と優しい浮遊感のあるメロディの絡みが極上でまどろむ。ジャケットイラストはズバリ楽曲性を表していると思う。secret boyfriendってフリーフォークしたりチープなディスコ作ったりとか割と奔放で、んで今回リリース元は結構当たり外れ多いblackest ever blackだったからいつも通りかな、と思ってたらまさかの傑作。小休憩とかで気持ちを切り換えてハキハキ動けるタイプの人間ではないのでこういうダラダラ音楽はやはり好き。


Little Jammy Centre

 

・Frak/Sudden Haircut

 なんてことないチープなアシッド。ゆえに最高。今年多分1番聴いた。


Frak - Synthfrilla [Dark Entries]

 

・death kneel/Under The Roman Clamour

似たようなインダストリアルノイズそこそこ聴いてたんだけどこれが1番よく聴いてて印象に残ってる。RPGゲームの滅びた哀愁漂う街で流れてくる系無情BGM 。クロノトリガーのA.D.2300年とか。全然違うけど。でも流れて欲しい。でもそんな感じ。寒い。


Death Kneel | Bare Outline Of A Fantasy [Total Black 2016]

 

boris with merzbow/gensho

borismerzbowお互いのアルバムを同時再生することで1つになるという定番コンビによるコンセプトドローンアルバム。なので一枚で聴くと何だか物足りないなってなる。ちなみに僕は同時再生試みてません。じゃあなんなんだよって話ですが日本限定版にはこのコンビによる2枚のライブアルバムが付いてましてこれがもう本当に最高で最高で。ボリスがかますからマジ着いて来いって感じにクソドライブしてそれに呼応してメルツバウがひたすらハーシュノイズを合わせてくるっていう。(想像どおりの感想ですみません)でもノイズ垂れ流しじゃなくてちゃんと展開に合わせてたから多少はリハしたのかなって感じ。良かった。そこそこ値段高かったから良くてほんと良かった。(心の叫び)


BORIS WITH MERZBOW - "Vomitself" (Official Live Video)

 

・swarrrm/20 year chaos

ジャパニーズグラインドコア、ポストハードコアのレアトラックス。ニワカなので聴き落とし多いので助かる。ヘロヘロ系グロウルがのたうち回って最高。


Swarrrm - Hurricane

 

 

 ・rau def/escalate II

rau is back!!!!我らがミュータン‼︎‼︎マジ最高‼︎‼︎‼︎(そして即退場)サルバが健気にボスの帰還を待ってるのが泣けてくる。タイトル的にまた悪ノリかってサガってたんだけど蓋を開ければ本当にエスカレートしてた。最高だった。パンピーとのインタビューで一時期ロン毛にしてたのはIWGPの長瀬の影響って言ってて。'90sチーマー感にも美学感じてるみたいで。(しかもアメリカの猿まねはしたくないから日本人だからやれるアピールしたかった結果色入れたみたいなことも言ってて)本当にカマしのキングというか。俺の好きなことばっかしてくれる。最強の2文字。てかこれ去年じゃん。


[2015.10.7 RELEASE] RAU DEF/PUNPEE/SKY-HI - Talk about new album"ESCALATE II" (P)2015 BULLMOOSE

 

・yumbo/鬼火 (onibi)

鬼火といえば金田一少年の4巻くらいに出てきた雪夜叉伝説殺人事件の氷橋…っていうのは言いたかっただけ。本当に最高のアルバム…しょっぱなの悪魔の歌でもう止まらない。2枚組でも全然足りない。ところで金田一といえばアイドルの速水玲香が不審者から逃げて自宅のマンションのエレベーターに逃げ込んでホッとしたのもつかの間、ドアが開いたら目の前には不審者が…(しかも不気味なピエロ姿)っていう話があって。それがほんと怖くて今でも深夜のエレベーターとか乗る時とかドア開くとき警戒したりしてます。他に好きな話だとー、六角村の話も好きかな~。体をパズルのようにしてしまうやつ。はじめちゃんが美雪に見惚れて勃起したらそれを美雪に発見されて(勘違いされて)ポケットにつめものするのは失礼よ~とかいってポケット越しにポコチンつかまれるって流れがあって。まぁどうでもいいんだけれど読んでた当時は全然意味分かんなかったなーてのを今思い出した。金田一は好きな話ばっかだな~。良いアルバムでした。


yumbo/人々の傘

 

・きのこ帝国/愛のゆくえ

これがまた良かった。過去作のような音響が欲しいけど過剰な自意識はいらないな、前作みたいな歌モノがいいけどあそこまでゆるゆるじゃなくていいやとか思ってたらちょうどいいのが投下された。雨上がりが1番すき。


きのこ帝国 - 愛のゆくえ

 

・ミツメ/a long day

これでいいんだよ。こんぐらいで。そんな感じにしっくりくる塩梅。


ミツメ - あこがれ

今年リリースじゃないけど知ってとても感銘を受けたシリーズ

toby fox/UNDERTALE soundtrack

去年でたゲーム。ゲームコーナー作るほどやってないんで音楽のカテゴリに入れちゃったけどこれは音楽とかではではなく全てが衝撃的でした。非常に感銘を受けました。非常に。やって本当によかった。出会えて本当によかった。motherと東方大好きな外人が作った激エモRPG。一人の人間が閉塞しきった地下世界のモンスター集落に希望の風を吹かすシンプルなストーリー。ノーマルルートからトゥルールートへ進んでいきどんどんと真相に近づいていくあの高揚感。ほんとうに。

俺は音楽しか作れないからみたいな謙遜をするだけあって本当に曲が凄い。オールドスクールマナーに忠実で、いくらかの基本となる曲があって、それらをアレンジして多くの曲を作りシーンに適用していくスタイルなんだけれどほんとどれも凄い。メローありドゥーミーありアゲアゲあり。僕は最高に勇気をもらえるhopes and dreamsやsave the worldが好み。てかほんとラストバトルからのエンディングが最高によくて。his themeで泣いてlast goodbyeでくそブチあがり。今年一番、いてもたってもいられなくなった心の作品。年末にブログを書くことで筆者は決意に満たされた。


Undertale Ost: 087 - Hopes and Dreams

 

・devid darling & the wulu bunun/mudanin kata

これは乗り遅れたとかそういうレベルじゃない旧作なんですけどアホほど聴きました。殿堂入りです。アンビエントってだけでちょっと警戒するのにyoshimi推薦とか帯に書いてあって役満級なんですけどまぁいろいろ紆余曲折あって聴いたらあらステキ。正直ンァ〜〜イ〜〜ホァ〜〜とかホゲホゲみんなで合唱してる民族音楽なら多分だいたい好きになる気がするのでその一環だと思うんだけどそういうのってどう調べてけばいいのだろう。ワールドミュージックだと広すぎるし。特定の民族なんて知らんし。困った。


ku-isa tama laug

その他

漫画はなんかいつも通りて感じだったので書けそうにありませんでした。悲しい。平方イコルスン先生のspecialがかなり良くて。イコルスン先生がまともに心の機微を描くとこんなにも良いものになるのかって感じて。これからだと売野機子先生の短編集は絶対良いと思うのでオススメです。今年でたかんぺきな街は誤解を恐れずに言うならばカリフォルニア物語の現代版て感じで心にきました。巻末の短編も良かったしやはり大好きな作家さんです。売野先生。

映画も別に対して観ませんでした。悲しい。アニメなら君の名はもここさけも好きでした。新海は正直あまり観てこなかったのでこれを気にフィルモグラフィ追ったら改めてハマりました。雲の向こう、約束の場所が好きです。ここさけは入場者特典の劇中パンフ再現冊子をただの広告と勘違いし貰って速攻四つ折りにしてしまったのが記憶に新しいです。秋の肌寒さを感じられる良い作品だと思いました。書いてから気づきましたがここさけは去年でした。僕は秩父という町が大好きです。

実写だと台湾映画を観ました。といっても有名所だけですが。これらは旧作です。某シアターでエドワードヤンの恐怖分子ってのを観て良いんじゃないか?と興味を惹かれ、これまた某所でホウシャオシェンの風櫃の少年や冬冬の夏休みを観ておもしれーと思って最後にヤンヤン夏の思い出でとどめを刺されました。邦画的な空気の良さに惹かれたのが大きいのかもしれませんが台湾でしか撮れない話だなぁとも感じれましたのでもうちょい追っていけたらなぁと。スターウォーズも今更ですが気になって観ました。旧3部作だけだけれど。なかなかしょうもなくてなかなか熱くてよかった。若いアナキンかっこよくない!!!??!?そのうち1観ます。ローグワンも観たいですし。

 

そんな感じの一年でした。今年は末をどう過ごすのだろう。去年はラウンドワンでボウリングしてなかなか虚無だったけれどもその後適当に街ふらついて寒空のなかかましてたらやっぱり最高に気持ちよくて。いつだって年末は最高に最高で。とても良いよね。来年もまた、いろいろな場所にいって、気持ちよくなりたいですね。それでは。