2013春夏秋冬
ぼーっと無意味に時間を無駄にして生きているので今年ももう終わろうとしている。今年は一年間漠然とした焦りに翻弄されていた気がするのだけれど何も解決進展せず翌年に持ち越してしまいそうだ。最近家で摂取してる水分が焼酎とその割り材のみなことに気づいてイヤな気分になった。今年も格付け出来るほど消化出来なかったし積みまくったりしてるのだけれど漫画音楽映画とか良かったものをいくつかピックアップしたいと思います。
・音楽
LowPass/Mirrorz
これは間違いなく一番聴いたアルバム。言葉遊びと言い回しがやはり楽しいしトラックもアブストラクトでダークでよろしい。「これがローパス、聴き飽きな。」聴き飽きるにはもうちょいかかりそう。
μ-ziq/Chewed Corners
juke/hootworkブームもあいまってPlanetMuにはお世話になってるけどまぁ主宰のアルバムが一番良かった。とても美しくて震える。
Danny Brown/Old
ソークレイジー。テンション高いし長いんだけれど全然通して聴ける。かましていけよ。
Vatican Shadow/Remember your Black Day
ドローン、アンビエント、インダストリアルとかそこらへんのテクノなのだけれど雰囲気だけに頼らず構成にもきちんと配慮がなされていて投げっぱなしでなく良い。(それだけで基本すぐ高評価を与えてしまう傾向にある私)まぁでもそれだけではなくてブラックメタルよろしくなリフをぶっ込んできたり畳み掛けるような重いミニマルビートがあったり他とはやはり違うところがあると思う。ジャケも良いです。沈む沈む。
Oneohtrix Point Never/R Plus Seven
まぁだいたいは同上。MV見たから後出しジャンケンではあるけれど聴いててイメージが頭に浮かんでくる感じがあってこの手のものでは良いことだよなぁと。
Benjamin Damage/Heliosphere
cosmin TRG/Gordian
私なので50Weaponsは当然入ります。(あげぽよ)攻撃的なループ、気持ちいいベース、どことない浮遊感。いけぽよ。この2人のリリースは大体信用できる。Addison Grooveのシングルもヘビロテしたから入れても良かったけどまぁ相変わらずって感じだったので除。
・漫画
今井哲也/アリスと蔵六
アニメ映画みたいな構成しててすげーテンション上がる。(恥知らず)2巻の熱量は本当に凄いし毎回の引きの良さも目立ちます。
志村貴子/青い花
マジなー!って感じ。放浪息子の方も渋くて良かったですけどやはりこちらです。鎌倉江ノ島。Still on Your Side.
kashmir/デイドリームネイション
これも上記と同じく完結もの。正直kashmirの近年アンソロとかでよく見られるサイケ描写、世界観には飽き飽きなところあったんだけれど(ティアのこたつの作品とかは良かったけど)これはそれらとは別の青春ファンタジーもの。こういう方向性のをもう少し見たいかななんて欲を言ったり。でもてるみなはかなり好きだしやはりさじ加減次第なのだろうな。殴り書きスタイルだけじゃなくてそろそろ描き込みタイプの作風に戻すというかまたいろいろ試したりはしないのかな。
panpanya/足摺り水族館
panpanya先生を知ったのはえらそうに語れる程昔でもないので過去作品追えるのはとても嬉しかったしとても良かった。本当に。
売野機子/作品集3 しあわせになりたい
これをレコメンしたくてこの記事書いた感ある。3冊目でもマスターピースをかましてくるから感激。全編通してやるせない切なさを抱擁した傑作郡。かましてるぜ、ピース。
あとは保留。バカみたいに積んでるから年末年始で消化していきたいな。3月のライオンは出れば毎回当確だから除外でした。
・映画
メタリカスルーザネヴァー
無敵。ライドザライトニングやってくれたのがすごく嬉しかった。最後の狐につままれたかのような心の整理がつかない主人公がオライオンを一人聴きふけるシーンがすごい好き。ゼログラビティがIMAX3Dで観なくてはならない映画とのお話を耳に挟みますがこれもまた、そのひとつであると断言できる。
ジャンゴ繋がれざる者
最強。一度観ればすべての暗い気持ちをぶっ飛ばしてくれる。上映前のCMで俺(監督)の名前を当ててキャンペーンに応募しよう。みたいのがあって「①クエンティン・ペペロンチーノ」「②クエンティン・タランティーノ」〜とか凄いくだらないことやっててそういうところも好きだった。
パシフィックリム
完璧。怪物の圧倒的な迫力と絶望感は本当に息をのむ。
ってこれ完全にただのバカじゃねぇか!ざけんな、良いお年を!ピース!