annual report

hobby, city walk, life

マンニィ

昨日は誕生日でした。とくに何も起きず何もせず。午前は台風を満喫したくて外に出たくてたまらなかったけれど理性が働き断念。午後は残り一週間を生き伸びるためにCDを売りに行く。ハードオフで20円で仕入れた代物が100円で売れて満面の笑みである。査定中は暇なのでふらふらと。交番前で指名手配書を見る。恐い。少々気になるものがありどんな事件だったのか検索したら恐怖に包まれる。交番を後にすると後ろから警察官が自転車でやってきてこの人が実は犯人なのでは…などとキョドる。帰る。
青い花の最終巻の良さに放心する。感無量である。寒くなってきて調子が良くなってきた。毛布がとても心地よくて横になるのが楽しい。ステキ。早くGTA5で人を轢きたい。

お盆ぼん

8月も第2週目の週末ということで幕張メッセにサマーソニック13を見に行きました。参加は初参加の06から7年空き13の2回目です。奇しくもどちらもメタリカがトリを務めている年。メタリカが来なきゃ行かないんですかあなたはって感じが出てますが別にそういう訳でもないんですがそうなってしまっているのですねぇ。06と比べるとトータルバランスの小粒感が否めないなぁと思ったりもしましたがマリンステージと幕張メッセ間を何度も行き来するようなことはそうそうないので自分が拠点とする一つのステージが楽しくあってくれればバッチグーなのでトータルの見た目がどうなろうとどうでも良いのです。なのでおそらくソニックステージでプレイであったのだろうtheWeekndのキャンセルも大したダメージではないのです。(辛い)本当にメタリカとB4MV見ただけだった、VOLBEATもチンタラしてたら間に合わなかったし。Nasとか追加されたって見に行けないんだよアホー
始めはSIAM SHADEのギターの別バンドのBreaking Arrowsを見る。インタビュー通りLAメタルサウンドをベースにグランジを足した感じでノリノリである。まずはここで暖機をとる。それからはとりあえず目先の目的は無かったので適当に飲食を済ませて少し寝たりしてフェス感を味わう。バカバカしい飲物だけれどイベントに来るとレッドブルカクテルは妙に飲みたくなる。その後はマリンステージへ向かいBullet for My Valentineを見る。野外のB4MV楽しみだ〜と思いましたがまぁこれまでに結構見てきてるので目新しさとか正直無かったです。でも相変わらず最高〜。髪切ってモヒカンっぽくして大きなグラサンかけてるVo.のマットがメタリカのジェイムズにしか見えなかった。選曲は4th3曲2nd,3rd2曲の1st1曲って感じで4thの曲多めに見れて良かったです。やはり4thはスタジアムで映えるなーと。3rdから1曲削ってもう1曲やって欲しかったかな。とてもかっこ良かったです。疲れたので後ろに引っ込んで続けてFall Out BoyLinkin Parkをさらっと見る。Linkin Parkは古い曲そこそこやってくれてたので結構分かって楽しかったです。頭からPaper Cutとか結構テンション上がったり。そして最後はMetallicaだ〜。
Hit the Lights, Master of Puppetsと来て頭からのキラーチューンで完全にロックされる。なので定番曲中心のスピードチューンセットリストかと思ったのですがここからはBlack Album中心で他のアルバムからもミドルテンポの曲選というグルーヴィな渋いセットリストで新鮮で楽しかったです。初めて見る人が多いフェスにはちょっと向いてなかったかもしれませんが。たまに入るBlackendとかが逆に浮いてる感じで面白かったです。アンコールは古い曲は好きか?と聞いてからのCreeping Death, Battery, Seek & Destroyで完全に潰される。特にCreeping DeathからBatteryの流れは間髪いれずって感じでマジかよって感じでした。
で、帰りは混雑緩和のために幕張メッセを一周して迂回して駅まで行くのですがとても静かな街灯も少ない川沿いを歩くことになりつかの間のお盆を楽しむことが出来ました。まぁ電車のすし詰めでそれもパァでしたが。新木場で一旦降りてコンビニで冷たいピルクルを飲んだ時の幸せといったら。もう常温の水は当分外では飲みたくない。。。そして帰ってすぐ自転車にまたがってラーメン屋で一杯食べてきてぬるい夜風に当たってザ・夏〜みたいな状態になってしまったので行く気が無くなっていたコミケに行く羽目になるのですが。でもやはり会場付近の運送会社の支店ら辺をプラプラとお散歩するのはとても楽しい。木陰に入って自販機でデカビタ買ってその場で飲んで空見て。日光に照らされて光り輝いている街を見るのはとても好きです。まだまだ暑い日が続きそうだ。

週末にちょっとした休暇を利用して静岡に行って参りました。一応伊豆。なので海とかさぞ素晴らしいのだろうと期待していたのですが透明度もクソも無いそこら辺に転がってそうな海で拍子抜けでした。多分あれは伊豆じゃなかったのだろう。でもそんな海でも浮輪におしりをつっこんでプカプカしてるだけでもそれなりに楽しい。でも日焼け止め塗ったのに全く意味なくびっしり日に焼けて腕とか一回ちぎれてまた生えてきた人みたいになってしまって悲惨だ。浮かぶだけで良いなら屋内プールが妥当だろう。話は変わって景色だがとても素晴らしく恥ずかしげもなくひとしきり感傷に浸る。岬から見下ろす海を主とした真っ暗な景色の中ぽつっと光の塊が見える民家の灯りがイケてる。水平線に何も見えない広い海とか見てあー、こうだよなぁとか思いました。こういった田舎行くとすぐ感動して思ってても思ってなくてもあー、住みてーとか思ってしまういけないクセがある。現代人の哀れな幻想である。でも僕が行くようなところとかただの観光地だしただのクソミーハー野郎じゃんと思うと頭が痛くなる。やめだやめだ。虫も大嫌いだし。でも秩父にはあこがれる。

GWにもちょこちょこっと出かけたりとかして下書きとかしたためてたりするのですが画像を張り付けるところで止まってしまっている。トリミングするわけでもないしとりかかれば10分で終わるような作業がどうしても出来ない。無念。暑いのでまた今日も床で寝よう。

今日は芝生で寝っころがりながらビール飲んだりしました。すてきですね。近いうちにまた都会のエアポケットみたいなところ散策したいな、と思って今日はそろそろおやすみします。

テーパ

何本か映画を見てきました。

中学生円山
団地が舞台で脚本監督が宮藤官九郎ということで鑑賞。団地という集団生活ゆえの人間観察遊びだったり小ネタ的なギャグは冴えていたけれど編集の仕方とか含めて全体的にドラマ向きだったかなと思ってしまう節がありちょっと不満もありましたけど中学生!お前らもっとブチかましても良いんだぜ!ってピースな愛のバイブスでポジティブな感じが前面に出てて良かったです。感動するならみなさん、さようなら、元気を貰うなら中学生円山でしょうか。全編通して草なぎ君の演技がとても良く、それも素敵でした。

・恐怖と欲望
スタンリー・キューブリック監督が封印していた幻の処女作(迫真)。戦争で心が病んでいく人間を描いた映画で結構ありがちなテーマですし出来は正直言えばまぁまぁではあるけれど処女作なら凄いかな、って感じだったのですが随所に光るシーンがあってさすがですね、といったところでした。心が壊れずにいれた上官が殺した敵軍将校の顔が自分と同じ→この闘いで自分を殺していっていた。とかクサいけど結構クるものがありました。

リアル〜完全なる首長竜の日〜
黒沢清監督の新作ということでなかなか楽しみにしていた作品でして満を持して見てきたのですが出だしのマンションから見る曇天の景色から相変わらずの黒沢節で大満足の一品でした。全く走ってる感の無いドライブシーンや幽霊(的な存在)の相変わらずの雑なCG演出、徐々に余裕が無くなっていく心理描写。良い。
正直トラウマの理由とか複線のチャチさとか原作がポンコツだったけどこのB級感も魅力の一つですね。話題の原作、キャスト、ミュージシャン、変なプライドに流されず全てを受け入れた上で全てを自分のものにしてしまう黒沢清監督が好きです。

・ももいろそらを
どこが良かった?女子高生があぐらかくところとかスカートから携帯を出すところとかカーディガンで半分隠れた手でソフトタッチで触ってくるところとかが良かった。(恥も外聞もなく)
大金の入った財布を拾い変わらない日常にささやかな転機が訪れ、でもいつも通りにのらりくらりとしていたらいつだか心がすり減っていた。ってな感じでとても良く、徐々に変わっていく心の変化がジワジワ伝わってきて素敵でした。最後の煙突からももいろの煙を出すシーンで結局上手くいかないところとかもグっときました。ちなみにお、この煙突は黒澤明監督のオマージュ...とか思ってたらその通りだったらしくニヤって感じでした。(まぁ後から気付いたらしいですが)そして何より儚すぎる藤原令子さん、とても可愛らしかったです。

今日は中村義洋監督の新作の奇跡のリンゴとか観に行きたかったけれど朝に起きれなかった。。。また今度ということで。

宇宙遊泳

惑星ソラリスを観ました。2001年宇宙の旅観てうっお〜わかんねー!長げー!キューブリック最高〜って流れで続けて見ようと思ったら家にあったのがまさかの日本語吹替かつタルコフスキーの美意識垂れ流しパート一時間分カット版ということでレンタルを探したらどこもジョージクルーニー版だけで渋谷までいかなきゃ無いっぽかったので日本版観ました。良かったです。
初めにドーンっと仮面ライダーかなんかみたいなロゴで惑星ソラリスってタイトルが出てきて笑う。(多分日本オリジナルのだと思う。はなから最高)そして時代からなんだろうけど奇跡的に機内の廊下のライトとか配線設備もウルトラマンというか仮面ライダーというか当時の特撮物っぽいチープ感が出まくってて面白い。このぐらいにしておくか。
少し語るなら宇宙、SF、ながらも有機質な作品で、人の心の葛藤に焦点を当てている感じで良かったです。二人目の奥さんが現れてからの主人公の心のゆらぎと周りの人間の冷めた感じとの摩擦感とか結構のめりこめました。OPとEDもナレーション入れたりといじられているからノーカット版がどうなのかは知りませんがラストもかなり良かったです。たしかにベルリン・天使の詩ヴィム・ヴェンダース監督に繋がるものがあるなぁと感じました。結果的に日本版を先に観ましたがそれで良かったと思います。逆だったら多分日本版は観なかっただろうな。そのうち暇を見つけてはノーカット版を借りて観たいと思います。

それと桐島、部活やめるってよも観ました。これも良かった。映画部の眼鏡君が桐島だと思ってた。違った。どうでも良いこと言うと僕は吹奏楽部の子派です。以下ネタバレ
1人を軸において周りがガヤガヤする群像劇は好きなので楽しめました。特筆するならば最後の夕焼けの中ヒロキ君が眼鏡君を8mmで撮って茶化しながらも自分の気持ちを納得させるため質問をしてくのだけれど求めていた返答が返って来なく、上手くいかない、あのシーンに完全に持ってかれました。ここはもう一回観たいかな。そこからはもうジェットコースターですね、野球部キャプテンの引退はドラフトが決まるまで〜もクるものがありました。最後の桐島に電話をかけて繋がらないシーンですがそのままでも良かったけど繋がるかそれか繋がらないままでお前はどうだったんだ?とかなんかそんな感じの呟いてスタッフロールとかでも良かったかなって思いましたが(それだと流石にクサいか)よかぽよでした。ただ低カースト勢で最後まで肩身狭く上手くいかず終わってく人間が1人くらいいても良かったとは思いましたが。総合的になかなか良かったです。次は何を観ましょうか。

パナマ

さっき八つ墓村を観ました。少し調べたら3回映画化されていているとのことで家にあったこの録画のDVDは誰のなんだろう、、、、市川崑監督版だ〜。
ちょっと淡々としていたけれどどこかポップで良かったです。恥ずかしながら原作未読なので原作尊重系らしいからちょうどよかったかな。でも設定が設定だしホラー色を強めたという77年の野村芳太郎監督版の方が観てみたかったかもとか思ってしまってたり。評判も良ろしいようですし。でもまぁ結局は同作品だから少し面倒くさいかな〜・・・とりあえず先に犬神家の一族観ます。

Bullet for My Valentineの新譜を聴く。
リードシングル2曲の時点で微妙だったから何も疑いはなかったのだけれども案の定微妙な出来であった。悲しい。何が悲しいって普通の悲しみも勿論あるのだけれど普通に気に入ってしまっていることである。逆にリードシングル2曲どっちもかなり聴いてます。毎回同じ轍を踏んでいる気がする。「Temper Temper, time to explode (Hey!!!)」ってなんでしょう、久々にヘイ!なんて合いの手入れてる曲聴きましたよ、良いですね。ただグルーヴ系の方向に走るのは別にいいんだけれどもう少し突き抜けてイケイケなの作って欲しいかったかな。

・ドキドキ!プリキュアが非常に良い。
あぁ、これこれって感じです。温かくもシリアスな空気は忘れない感じ。高橋晃さんのキャラデザも最高なんですよ。衣装も妖精さんみたいでかわいい。ハートだけちょっと和のテイスト入ってる感じがありますが活発な感じが出てて可愛くていいですね。まこぴーにeverlasting辺りのELTの曲をピシっと歌ってもらいたい。

・途中で投げてた中原昌也の作業日誌をまた読み始めた。
楽しいんだけど情報量多いからちょっと積んでたのだけれどまた読む。楽しい。そしたら2004年の記事に伊藤政則とのスタジオ・ボイスでの対談についての記事があった。私はこのスタジオ・ボイスの対談記事を読んだことがあって両者楽しそうに喋ってて好きだったんだけどこの割と本音色強い本でこの対談はどう書かれてるのだろうとちょっと不安になったんだけど好感触だったらしく伊藤政則を尊敬に値する人物と評してた。ちょっと気分良かった。

初音ミクに、乾杯。

ジョン

映画の話なのですが最近だと小津安二郎監督の東京物語が観たいと思い借りに行くが貸し出し中でそれならとスタッフロール前に「全てのかつての天使、特に安二郎、フランソワ、アンドレイに捧ぐ」と映し出される(アツい)ことで有名なヴィム・ヴェンダース監督のベルリン・天使の詩を観て満を持して東京物語を観るという行為をしました。どちらも良かったよ〜。

ベルリン・天使の詩
お散歩風景大好きマンとしては好きにならないわけがない。ってな感じでとにかくベルリンの街並み、カメラワーク、全てが良かった。特に色の使い方が良くてモノクロ、カラーの使い分けで人々の生活がグッと活きていたな、と。特にベルリンの退廃的な雰囲気とかモノクロでかなり活きてたと思います。気が向いた時にでも何回も見直したいなと思いました。でもそれらの要素とか雰囲気系楽しめない人にはただただだるいと思う。
あとどうでもいい話ですがこれを在庫確認してもらったとき店員さんが散々探しまわった結果、ありました!ど〜ぞって躊躇なく新作シールのBD版を手渡してきて(レジ内にあったらしく中身だけ持って来たので小心者には返却不可)新作だったら旧作落ちするまで待ったのに〜って思いながら400円弱払って強制的に借りさせられたという裏話がありました。観たかったし、結果良い作品だったし良いんだけどね!ありがとう、店員さん!(チクショー)
東京物語
これがいわゆる小津調か〜と感心しながらも王道な話の流れに感動しました。これから親孝行してかなきゃなと思いました。(馬鹿にしないで下さい)息子が親を邪険にして若者がガヤガヤうるさい熱海に追いやるところとか辛かったです。本当に良い作品でした。

あとは別に小津安二郎監督が観たからといったわけではないのだけれど名作枠で市民ケーンとか観て良かったです。安直だけど最後の一瞬で一気にこみあげてきました。そんな感じ。こんな感じでなにを今更なだけどこれからも名作中心にダラダラ観てくと思う。
あとはニュータウンの青春という映画を観てきました。堅苦しくない青春モノで良かったです。若者達特有のクソくだらないだべりとかうんうんって感じで良し。武器購入でメリケン、スタンガンときて手榴弾は無いだろう笑。舞台であるニュータウンが活きていたかというとそうでもない感じでしたが監督の地元だったとのことでそういうところからエモさが出てたのかなと思うと良いですね。
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それと今日はコミティア103に行ってきました。いつも行くところが軒並み不参加だったのでちょっと冷めてたんですけど今日は新規開拓だな〜といろいろ買いました。そしたら買いすぎて定期券代使い込んでしまったので明日から社会生活を放棄します。死。分厚い合同誌とか買ったんでだらだら読みます。

あとは最近はてなブログが流行り始めてきてるから人並みに気になってます。かといって移転したところでなんぞって話ですが。そのうち試してみよう。非常にどうでもいいな。バイバイ。