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キョンキー

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さて、まずは写真。ズバリいきなりだけどこれめちょ良くないですか。インスティーグラムにも上げちゃったからアレなんですけどカッコよすぎるので再掲。なんかスーファミの横スクロールアクションゲーでザコ敵をぽこぽこ量産する拠点みたいな感じで好き。北関東某所です。

さて近況。今日は劇場版シティーハンター観てきました。痺れる...!王道であれば王道であるほど僕は震えるんです。この世で一番カッコいい存在は絶体絶命の危機を打破してくれるヒーロー。ヒーローが僕には必要なんです。現代の新宿の街並みを駆け抜ける冴羽獠らを観たらキャラが生きてい過ぎることにうるっときてしまいまして。EDの最後の方の実写+キャラの合成映像も鉄板演出だけどこういうのにほんと弱いんですよ僕。めまぐるしく変わる新宿の街並みも良くて。古い作品のリバイバルってそんなアがらないんですけど今作は良い塩梅でした。観終わった後は「GET WILD 30th Anniversary Collection」でひたすらゲワイしました。

 あとは先週の3連休なんかは矢沢あいの「天使なんかじゃない」「ご近所物語」とドラマ「ケイゾク」なんかを堪能しました。自分にしては結構アクティブ。

 矢沢あいについてはちょっと前にさくらももこの著作つまみ食いしてたことがあって、「ひとりずもう」って作品内で個人名が出てて気になったってのが主だった理由で読んでみました。てかさくらももこですけど良いですね。当たり前ですけど。「ひとりずもう」はちょっと美化し過ぎてて鼻につくこともありましたけど。「もものかんづめ」なんかはフランクかつ素朴に面白かったです。で、肝心の矢沢あいですけどいや~良いですね!「天使なんかじゃない」めちゃくちゃ良かったです。完全版で読んだんですけど、翠の切なげな笑顔の表紙で帯に「恋をしたら 情けなくて みっともないこと いっぱいあるよ。」なんてコピー書いてあってもうかっ飛びましたよ。麻宮裕子が、麻宮裕子が最高なんですよ。ババくせぇ小動物系三つ編みお嬢様キャラ最高~。原田志乃との関係は本当にどちらの立場で考えても胸に来ます。「あたしは冴島翠みたいになりたい」。天ないは麻宮裕子の成長物語でした。進級に伴って登場する2代目生徒会クン達も結構良いキャラしてて総じて良かったです。最後に。バンプの藤原がくそスカした巻末コメント寄稿しててなんだこいつって感じだったけど内容自体は概ね同意って感じだったからなんかちくしょうこのやろうって感じでした。

天使なんかじゃない 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

天使なんかじゃない 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

 

 「ご近所物語」はハイテンション系って感じでこちらも面白かったです。時代なんですかね。安野モヨコの「ハッピーマニア」も同時期連載だし。不勉強なのでそういう空気感があったのかはちょっと分かりませんが。面白かったんだけど主人公のツトムにはなんか突き抜けるほどの魅力を感じられなかったのはなんか消化不良でしたでしょうか。クリエイティブが主題の本作の中のモラトリアム君枠なのかもしれないけど人脈とコネでどうにかなっちゃってるのが引っかかって。上手くやれちゃってる系キャラは基本好きなんですけどシャバいやつがそれやってるとお前じゃないぞっていう。(伝われ)作中後半でもメタネタされてたけど勇介クンの方が全然主人公然しててカッコよかったですね。彼の描く絵画は漫画絵でも確かにきれいでした。でも一番は星次クンかなー。ああいうリードキャラはカッコいいですよね。当時学内イチの天才デザイナーの卵だった人間が別の夢を見つけて努力する。っていう設定もね。実果子が進路で悩んでるときに「裁縫好きのお母さんで終わるのも良いかもね。」なんてズバっと切りつけてくるところとかもカッコよかったです。どんなに厳しくても結局最後まで面倒みてくれちゃうんだもんね。女キャラだと一番バディ子が好きでした。多分。一番最悪だったけど、一番人間味あって、一番葛藤してたなと。お近づきにはなりたくないけど。。笑 うーん、その他女キャラちょっとパンチが足らなかったんじゃないかねぇ。次は満を持してNANAを読みたいと思います。まぁ後はなんか脱落しない程度に別作者でもっと毛並み違うやつ読みたいですね。なんか矢沢あいは自分のフィーリングにはまっちゃって未知の体験感全然なくて。いいけどあまりよくないね。

さて「ケイゾク」。きっかけは、基本的には当時(今も)全然ドラマとか追っかける習慣がなくて観てなくて。ちょこちょこ観ていきたいな~って思ってたのでその第1弾という感じかな。俺当時何話題にして過ごしてたんだろう、って今になって本当に思う。今ですら酷い有様なのに。さて、いやーまずはOPの良さ。クロニック・ラブが最高ですよね!映像も相まって良かったです。最終話ではEDで流れて登場人物らのスナップ映像がパパパっと流れてくんですけどあれもニクいですよねー。推理パートはまぁ普通って感じだったけどコミカル感が楽しくて良いです。一番良かったのは霊能力者の回だったかなー。インチキかとおもいきや実力は少なくとも持ち合わせていて、最後去り際に主人公に不穏な助言をして終わるという。ラスボスである「朝倉」が特定一個人という感じではなく、なんだか純粋悪の概念そのものみたいな感じなのもダークで良かったです。ただラストはアレで良かったの?というか。特別編と劇場版が製作されること前提な感じ満々で適当にバツっと終わっちゃってなんかなーと。あと柴田と真山はなんか個人的にチュウする感じじゃなかったなーなんて。まぁこれから特別編観ます。疲れたー。