今年ももう終わりですか。長崎、広島、函館と旅行して立川メインに深夜のお散歩とかしたりとそこそこ活発だった気もするのだけれど特別大きな達成感のない一年だったように思えてあせってくる。でも年末の浮ついた空気は大好きで、そんなあせりはおかまいなしでとにかくそわそわしてしょうがない。
今年も一年ありがとうございましたということで好みだった作品をピックアップ。
・音楽
spaceghostpurrp/intoxxxicated
もう最高としか言えない。最高。ここ数年で追い求めてた音をサクッとやってくれた作品。
アブストラクト系ならなんでも良いんでしょと言われそうだけどここまでラップをラウドにこなせる奴もそうはいないんじゃないかなと思うしよくもまぁやったなと。ミクステのリマスターである
nasa gangも良かったな、まだラップとして成立してて懐かしかった。完全に旬が過ぎているとしても。まぁね。
スカムラップ最高。あ、パープもこの言葉で片付けられるな。
「行けたい夢のメキシコ」なんてラインがQNにはあるけど本当メキシコ産って感じのスカムっぷりでクラシックである前作new countryとは一体何だったのかという出来でとても良い。打ちこみ系でもミュータンテイナーズは全然汚くなかったし何があったんだろうね。良い。
・campanella/vivid
VIVID
- Campanella
- Hip Hop/Rap
- ¥250
耳が遅い人間なので今年はtokai dopness周辺にお世話になった一年でした。
レーベル名が
ラクーンシティスラムレコーズなのもイケてる。ドープっていうかさすがに白痴でしょと思ってしまうフロウも気づけばハマっているという。コンチクショウと爪立てて開けるビール。レーベルコンピ、音ショボいけどめちょ聴いてる。
・addison groove/james grieve
まぁまた結局という。今作はちょっとメジャー寄りになってアンセム感出した結果ちょっとした名作感出てるって感じ。感じ。フィール。
・漫画
惑星9の休日ではそこまでハマらなかったんだけど今作ではズップリ。
特に作風が変わったということは無いので舞台が非日常から日常になったのが勝因なのか。何気ない描写に光るものアリ。
・ウラモトユウコ/かばんとりどり
椿荘読んで本当に上手な人が出てきたなーって思ってたんだけどその中でもこれが一番
インパクトあった。チャッカリしてる女子の描き方は本当に絶品。
・宮崎夏次系/夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない
表紙がめちゃ良かったってのもあって今作でやっと手を出した宮崎夏次系。もの凄く良かった...内容はまぁ有象無象の
ヴィレヴァン系で絵柄も流行りな感じなんだけれどとにかく出来がいい。過去作も読んだんだけど1巻はナンセンスで初期衝動って感じで、2巻で今のスタイルを確立したみたい。今更説明も要らないと思うけど。
結局のところ2巻以降が好きなんだけれど、でも型にハマっちゃったんだなみたいのを感じて、もう1巻みたいなのは描けない(描かない)のかなとか思うと少し寂しかったり。まぁ超良いってことです。
つつましく暮らしている二人のお話。
話を盛り上げるアクセントのひとつが色ペンというのもステキ。じんわり心が温かくなる作品。
あけおめことよろ、メリークリスマス。